お肉たっぷりの祭典「肉食女子博」、史上初の“女性特化型”肉イベント。

2015/08/02 11:20 Written by Narinari.com編集部

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“THEお肉料理”を集めた肉の祭典「肉食女子博」が、東京・国立代々木競技場エリア(a-nation island内)で、8月6日まで開催されています。今回は「肉食女子博」メディア向け内覧会にお邪魔しました。

このイベントのポイントは「肉食女子」のために考えられた企画、ということ。数年前には「肉食女子」なる恋愛に積極的な女性を指す言葉が流行しましたね。しかし、今回行われるのは、文字通り“お肉を食べる”女子たちに向けた、史上初の女性に特化した肉イベントです。

さらに、肉好き女子必見の都内超人気店14店舗が集合。それぞれの店舗の超一流シェフがこだわり抜いて開発した女性向けオリジナルメニューを提供します。思いっきり肉を食べるだけではなく、女子が大好きな「ちょっとずつ色々食べた〜い!」という願望も叶ってしまうのです。




◎リゾート気分でお肉を満喫♪

会場はa-nation island内にあるので、フェス気分を楽しみながらお肉料理を食べられます。

ウッドデッキに並べられたテーブルセットは、まるでリゾートに来たかのようです。ぜひこの席を抑えたいところですが、残念ながら満席の場合は、奥にテント付のベンチ&テーブルもあるのでご安心を。

料理だけではなく、ドリンクやスイーツも楽しめます。暑い日にお料理と共にウッドデッキでビールを飲んたり、かき氷を食べたりしたら、その味は格別でしょうね。イチゴ&マンゴーを削ったスイーツは、間違いなく女子が好きなメニューです。


◎肉汁と肉愛があふれる!? 出会いも!? イベントのポイントを聞く。

「肉食女子博」メディア向け内覧会では、オフィシャルサポーター“Meaters(ミーターズ)”の皆さんによる挨拶が行われました。さて「肉×女子」という、これまでにないイベントのポイントはどんなところなのでしょうか?

◎肉マイスター・田辺晋太郎さん

「田辺晋太郎 、男でございます!まず、肉食“女子”博なのに、男の僕が部長なのがツッコミどころかもしれないですが(笑)。でも、男の僕が部長をやっているくらいなんで、ぜひ男性にも来ていただきたいですね。これまでずっと肉ブームはありましたし、我々は肉を食べてきました。しかし、これほどまで肉が注目されることはなかったのではないでしょうか?今、肉料理のお店に行くと半数以上が女性です。これまで肉というと、オヤジ世代のお店のイメージもありましたが、そういうところに女性たちが集まっている。素直に美味しいものを食べたい、という欲求を満たせる良い時代になったのではないかと思います。しかし、専門店ではお店にあるものしか食べられない。今回のイベントは色々なお店の料理が食べられるところも魅力ですし、お肉以外にもメニューがあります。欲求に素直になって、ぜひ美味しいお肉とお酒で夏を乗り越えるためにも、何度も来ていただきたいですね」


◎フードジャーナリスト・里井真由美さん

「肉への愛、“肉愛(にくあい)”溢れるイベントです。都内の超人気店14店舗が集まりました。ガッツリもヘルシーも、女性の欲望を全て満たせる贅沢な、まさに至れり尽くせりなイベントだと思います。塊肉は野菜と食べたり、ラム肉とデトックスソースを合わせたり、健康にも気を使ったメニューになっています。美味しいお肉を楽しむことはもちろんですが、このイベントを通じて、日本にはこんなに素晴らしい生産者やシェフがいて、素晴らしい技術があることを、お肉を通じて発信していきたいです。お肉好きの人たちと“肉愛”を分かち合いたいです!」


◎タレント(NHK「おかあさんといっしょ」元体操のお姉さん)・いとうまゆさん

「今妊娠6か月ですが、ヘルシーなので妊婦さんでも心置きなく美味しいお肉を食べられます。また、座るスペースも多く、日陰もあるので女性だけではなく、親子連れの皆さんにも優しい企画になっていますね」


◎モデル・秋本裕希さん

「以前はお肉=太る、という概念があったかと思いますが、実はヘルシーな食材でもあります。開催時間も長いので、お友達同士や家族など色々な人に来てほしいですね。私も今日はお腹を空かせてきました!」

ちなみに、秋元さんは中学三年生の息子さんがいるそう……。若さと美しさの秘訣もお肉なのでしょうか。


◎料理研究家・園山真希絵さん

「一時期、30kg近く太ってしまい、肌も荒れていました。それを肉のせいにして食べなくなった時期がありました。でも、お肉も愛して食べようと思った時から、体重も減ってニキビやアトピーも治りました。私にとってお肉は命の“恩食”であり、恩返しをしたいと思っています。肉色の人生を美味しく調理して、味わっていきたいです」


◎アートディレクター・秋山具義さん

「僕の周りにいる美女たちは肉を良く食べるのですが、“肉食女子”は綺麗な人が多いですよね。どんどん肉を食べて、女性たちに美しくなって欲しいと思います」


◎放送作家・すずきBさん

「具義さんも仰っていましたが、肉食女子は綺麗な人が多いですね。さらに言うと、肉食というだけあって、恋多き女という印象があります。そこで、私は男子に言いたいです。ここに来ると肉が好きで、恋をしたい女性がいっぱい来ているんだと! 『Nice to “Meat”you』的なことがあるかもしれません」


その後、Meaters部長・田辺さん、副部長の里井さんによる店舗の紹介が行われました。お店を代表するシェフにも話を聞き、お肉メニューへの期待は高まるばかりです!


◎お待たせしました! 試食会レポートです。

さぁ、待望のお肉メニューが登場。お肉大好き、肉食(?)女性ライター2人が試食してみました。独断と偏見で「肉食度」「女子度」もつけてみました。(MAXは星3つ ☆☆☆)

・クリントン・ベイキング・カンパニー(表参道)
メニュー:熟成肉のヘルシーハンバーガー(1200円)

熟成肉を使ったパテは、肉のうまみが濃厚〜。甘い〜。玉ねぎを炒めて甘さを引き立ているので、ソースやケチャップを使っていないそう。だからこんなに分厚いパテなのに「ヘルシーバーガー」という名前なのですね。
とろーり溶けたチーズがお肉に絡んで幸せな食感。さらに、噛めば噛むほど肉のうまみが出てきます。ガッツリなのに 女性でもペロリと食べられる美味しさ。
肉食度:☆☆ 女子度:☆☆


・肉山(吉祥寺)
メニュー:短角牛のサルシッチャ(600円)

短角牛はうまみ成分が多く、脂肪少なめで低カロリーだそう。女子に嬉しい牛さんですね。粗挽きのソーセージは、一口ごとに脂がジュワ―。ちょっと珍しい? 赤い粒マスタードがピリリと効いています。
マスタードがさっぱりとしたポイントになっています。これはビールが欲しくなりそう!ひとかけでビールジョッキ半分いけそうです!
肉食度:☆☆☆ 女子度:☆


・熟成肉専門店・听(ポンド)(京都)
メニュー:熟成黒毛和牛の赤身サイコロステーキ(100g/1200円、200g/2100円)

京都発祥の熟成肉専門店。熟成することを念頭に置いて育てた牛肉を使用しています。肉質は柔らかで脂身が少ないそう。専門店より気軽に食べられますし、流行の熟成肉にトライしたい、という人にもおススメ。
200gの方が値段的にはお得です。試食した時には少し冷めてしまっていたのですが、それでも驚きの美味しさ! 固すぎず、適度な噛み応えがあるお肉は、噛めば噛むほど味わいが深くなり、ずっと口に残しておきたくなります……。
個人的にイチオシメニューです! もし、どうしても一つしかメニューを選べないとしたら、これを食べると思います。一口サイズで食べやすいですし、シェアもしやすいはず。
肉食度:☆☆☆ 女子度:☆☆


・かしわビストロ バンバン(神泉)
メニュー:リゾットカレー女子スタンダード(1200円)/超こだわりチキン!かしわ焼き(600円)

今回はリゾットカレー女子スタンダードを試食。カレーは全くと言っていいくらい、辛くありません。トマトベースで爽やかさもありつつ、まろやかなコクがあります。こってりとしたリゾットも美味!カレー、リゾット、それぞれが単独でもこんなに美味しいなんてズルい……。このメニューを食べるためだけにお店にも行ってみたくなりました。ご飯も食べたいけど、丼ものはちょっと重いな、という女子におススメです。
ランチにもピッタリではないでしょうか。
肉食度:☆ 女子度:☆☆


・四川飯店(赤坂) シェフ:陳建太郎
メニュー:肉汁たっぷり!サンラータン餃子(600円:4個入り)

タレが酸っぱ辛くて後を引きます!お肉がジューシーで甘みがあり、皮はパリパリのモチモチ。さすが、老舗のギョウザです。あんはたっぷり入っているのですが、重くないのでパクパク食べてしまいます。これはビールと一緒に食べたら幸せだろうなぁ……。ビール、飲みたい……!!
肉食度:☆☆ 女子度:☆


・モルソー(目黒) シェフ:秋元さくら
メニュー:女子力UPなラム肉のケバブ、デトックス・パクチーソース(900円)

ヘルシーお肉料理代表。ローストしたラム肉に、パクチーのソースを合わせたケバブです。手間暇かけて脂を落とし、パクチーの香りを引き出しているそう。また、パクチーはデトックス効果もあるそうです。口に入れた瞬間広がるパクチー分!! パクチニストにはたまらないはず。ラム特有のクセも全くないので、とても食べやすいです。女子が食べるヘルシーな肉料理、というイメージそのままのメニューです。
肉食度:☆☆☆ 女子度:☆☆☆


・ヒロソフィ(銀座) シェフ:山田宏巳
メニュー:限定!夢のトリプル肉ソースパスタ(1200円)

鶏、豚、牛、を絶妙なバランスで調理した、極上肉ソースをかけたパスタです。さらに国産の厳選素材が使われており、これはもう間違いなしの美味しさ。お肉が三種類使われているので、それぞれのお肉のうまみを味わえます。しかし、見事に調和しているので、食感は鶏肉なのに牛肉の香り……?なんてことも。見た目以上に“肉”感があります。
肉食度:☆☆☆ 女子度:☆☆☆


・キムカツ(恵比寿)
メニュー:ヘルシー!キムカツももかつサンド(600円)

ミルフィーユかつ最高!ファンが多い人気店ですが、より女子向けに脂肪分が少ないモモ肉を使っているそう。キムカツならでは柔らかさ、ソースの味わい。安定の美味しさです。ソースの味がしっかりしているので、汗をかいたあとにもいいかも。
これもビールと相性良さそうですねぇ……。
肉食度:☆☆ 女子度:☆☆


・焼き鳥「雷電」(両国)
メニュー:国技館焼き鳥・お茶付き(900円)

門外不出、国技館の地下で焼いている焼き鳥です。大相撲観戦の名物でもありますね。秘伝のたれと独自の製法によって生み出された焼き鳥は、根強いファンが多いです。甘めのタレがお肉にしみこんでいます。冷めてもこんなに柔らかくて美味しい焼き鳥があるなんて……。美味しいだけでなく、ヘルシーなことも魅力です。焼鳥最強。
肉食度:☆☆☆ 女子度:☆☆

キムカツ、やきとりは箱入りなので持ち運びもしやすいですね。ただし、なるべく早めに食べましょう!!




・パティスリー ポタジエ(中目黒) シェフ:柿沢安耶
メニュー:整腸!ゴボーショコラ/美肌!グリーンショート・トマト/女子大好き!カボチャのパウンドケーキ 各300円

女子にはすっかりおなじみ、野菜スイーツ専門店のメニューも食べられます!今回は女子大好き!カボチャのパウンドケーキを試食。パウンドケーキは生地がぎっしりしているというか、密度が高いと言うか、食べごたえがあります。あともう一品、というときにおススメ。さらに、スイーツなのにヘルシーなのが嬉しいですね。優しい甘さで、後からふんわりカボチャの味がやってきます。「野菜だから」という魔法の一言が、罪悪感を吹き飛ばします。見た目もカワイイ!
肉食度:――― 女子度:☆☆

ちなみに、同行してくれたお肉大好きなAさんに、個人的おすすめメニューを聞いてみたところ、「一番“肉食”っぽいのはサイコロステーキ。でも、男子と来たらカレーリゾットを食べる。そこで一度、『お腹いっぱいになっちゃった〜(ハート)』と言っておきつつ、最後に『これ食べたぁい(ハート) 甘いものは別腹なのっ』とスイーツをおねだりする。これで女子力を最大限アピール出来る。ただ、女友達と来たら餃子とソーセージで、ビールがぶ飲みする」

……と言っていました。これぞ肉食女子!?


◎まだまだ美味しそうなメニューがたくさんあります。

試食では食べきれなかったメニューをご紹介。ぜひ会場で味を確かめてみてください。

・コソットSP(麻布十番) シェフ:込山秀規
メニュー:最高級A5サーロインの焼きしゃぶ女子丼(1800円)

雌牛の極上部位・サーロインの薄切りを軽く炙った「焼きしゃぶ」。女子向けにサシの少ない部位を厳選しているので、あっさり食べられるそう。また、タレや辛味噌も女子向けに塩分・糖分控えているとのこと。ガッツリ目なので、男子にもおススメ!


・もんじゃ大木屋 匠(日本橋)
メニュー:サラダ・デ・リブ・女子肉サンド(900円)

塊肉で知られる鉄板焼きの名店。まるで、エアーズロックのような大きなお肉をダイナミックに焼いている様子は、見るだけで幸せ&ヨダレが……。タマネギ、トマトやキュウリなどの夏野菜をたっぷり使い、サラダ感覚にさっぱり仕上げています。隠し味には女子が大好きアボカドも。


・スコッチバンク(渋谷)
メニュー:希少肉のNice to Meat丼(1800円)

和牛のミスジ、肩三角などの希少部位を使った贅沢な丼。旨味を引き出すために味付けは最小限の塩胡椒のみだそう。美味しそう〜!! 壁ドンより希少ドンがいいです!


・たいめいけん(日本橋) シェフ:茂出木浩司
メニュー:牛肉MAX!ブラックビーフシチュー丼(1500円)

黒すぎる三代目として、メディアにも度々登場する茂出木シェフの店。シェフの真っ黒に日焼けした顔にちなんだ、濃厚なブラックビーフシチューです。メニュー名は原価ギリギリのMAXと、茂出木シェフがゴリ押し中のギャグ「MAXきゃっほー!」をかけているそう。ネーミングはユニークですが、味は間違いない……はず! この値段ではありえない極上牛肉を煮込んだ一品です。


実はダイエットや美容にも良いというお肉。今どき「周りの目が気になってお肉が食べられな〜い(ハート)」、なんて女性はいないと思います。それでも、女子が大手を振って肉を喰らえるイベントは、これまでありませんでした。
なんとなく肉=男性というイメージがありましたが、このイベントによってそれは大きく変わるかもしれません。好きなものを、好きなだけ、自由に食べられることは幸せですね。

※この記事は、情報サイト「イベニア」編集部(取材:篠崎夏美)が執筆したものです。同編集部の許諾を得て掲載しています。 (※写真は全て「肉食女子博」メディア向け内覧会にて撮影)

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