GW復活前にマッチョカフェ復習、マッチョ7人の“肉の壁”など悶絶必至。

2015/04/30 04:34 Written by Narinari.com編集部

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今年1月、そのインパクトから大いにメディアを賑わせたバスツアーが産声をあげた。募集開始からわずか5日で満席になった伝説のツアー「マッチョバスツアー」。そして先日は、都内にマッチョたちが再集結し、1日限定でオープンした「マッチョカフェ」が話題を呼ぶなど、いま、なぜかマッチョが熱い。この「マッチョカフェ」、ゴールデンウィーク期間中の5月4日〜6日に再び東京・中野にオープンすることが決まっており、また盛り上がりそうな気配を漂わせているが、いったいどのようなカフェなのかを復習する意味で、前回の様子を振り返っておこう。

◎いらっしゃいマッチョ! ようこそマッチョカフェへ!!

期待で大胸筋を膨らませながら東京・中野にあるスペースnakano fに向かったのは、4月5日のこと。当日はあいにくの雨で、しかも来店したのは夕方にも関わらず、店内は満員御礼の状態だった。熱気に包まれた店内でマッチョたちは大忙し。話によると、10時のオープン前から店舗の前に長蛇の列ができていたとのこと。あまりの反響の大きさにマッチョたちも皆ビックリしたそうだ。

机の上にはメニューとプロレス雑誌が置かれている。雑誌はプロレス好きなマッチョさんの私物だそう。

席に通されると、まずはマッチョがお店についてレクチャーしてくれる。メニューを見ながらマッチョたちとの触れ合い方、食事やサービスなどについて説明を聞く。

今回カフェでいただくことが出来るメニューは筋肉増強、かつプロテインをどうしたら美味しく摂取できるかを、“脳が筋肉痛になるほど”考えに考えたもの。つまり筋肉にも味覚にもオイシイメニューという事だ。

「マチョゲティ」「アラスカのように広大な背中!」など、気になるメニュー名が並ぶ。軽めの「細マッチョ」からガッツリな「ゴリマッチョ」まで、その日の気分とお好みで。お酒を頼む方も多いとのこと。

初めてでも安心、タンクトップ姿が眩しいマッチョ店員さんが優しく、丁寧に教えてくれる。

「鶏肉はタンパク質が多いので、筋肉をつけるには大切ですよ」「コーヒーと筋肉って意外な組み合わせに思いますけど、コーヒーに含まれるカフェインは脂肪を燃焼してくれるんです」などなど、様々な疑問に答えてくれるので自分の目指す体型にマッチしたマッチョメニューをセレクト可能だ。ちなみに、メニューには店員さんたちのプロフィールも。

マッチョの説明を受けながらメニューを選んで注文。今回注文したのは

・特製マッチョジュース 750円(税別)
・プロテイン(地中海レモン風味)500円(税別)
・パンdeマッチョ 500円(税別)



店内には当たり前のようにダンベルが置いてあった。折角なので持ってみたが、カフェでダンベルは非常にシュール。マッチョ店員さんに「どうですか?」と聞くと「素晴らしい!もう少し脇をしめると更に良いですよ!」とアドバイスをいただいた。カフェでトレーニングも可能かも?

実際に味わってみた感想は以下の通り。

・特製マッチョジュース…野菜ジュースでプロテインを割っているので優しい味。プロテインが初めての人でも飲みやすそう。
・プロテイン(地中海レモン風味)…最初はちょっと甘いと感じたが、レモンの酸味で後味さわやか。ただの“レモン風味”ではなく、“地中海レモン”なのがポイント。
・パンdeマッチョ…疲れているときに恋しくなる味。

この、パンdeマッチョがすごかった。ごくごく普通の食パンがお皿に載って登場。そこに大きないちごジャムの瓶を持ったマッチョも登場。

ガッチガチに閉じられたビンの蓋を……ムッキムキのマッチョがパッカーンと開封!蓋が開いてからも延々ポーズをとり続ける!その後もまだまだポーズをとり続けている!!

そして、やっとジャムを塗ってくれた…。塗り方はかなり豪快!オムライスに文字を書いてもらう時のようなドキドキ感と、ビンを開ける時に腕の筋肉が動くのを目の前で楽しめる。至福のひと時だ。

たかがジャムパン。されどジャムパン。目の前でマッチョに作ってもらったジャムパンを食べると、それだけで自分がマッチョになったかのよう……? イケメンマッチョ店員さんに“ご奉仕”してもらえる、お姫様感もたまらない。

ちなみに、実際に食べてみたいものを数人のマッチョに選んでもらったところ、「マチョゲティ」(海鮮入りペペロンチーノ)と「アラスカのように広大な背中!」(鮭のムニエル)に人気が集まった。良質のタンパク質と野菜が摂れるのが人気の理由だった。

身体づくりは食事から。筋肉の知識だけでなく、栄養に関する知識も豊富に持ち合わせているマッチョたちと会話しながらいただく食事はマッチョカフェならではだ。

マッチョ=高タンパクな食材で、お約束のゆで卵の白身部分だけもメニューにあった。味付けは塩とオリーブオイルで。


◎進化を遂げた、肉の壁。

「マッチョの皆さん!中央に集まってください!!」。和やかなムードに包まれた店内に突如響き渡る声。何が始まるのだ? 7人の侍ならぬ、7人のマッチョが集まって始まるのは……そう。

みんな大好き!!“肉の壁”!!!

マッチョバスツアーでは、マッチョ運動会の勝者チームしか体験することが出来なかった肉の壁。それがこのマッチョカフェでは、メニューとして注文可能に。この日少なくとも12〜13回ほど炸裂した肉の壁は、更なる進化を遂げていた。

店内中央に集まるマッチョとお客さんの視線、高まる室温。まずは基本のポーズ、「ダブルバイセップス」で、上腕二頭筋をはじめとした全身の筋肉を愛でる。相変わらず……いや、バスツアーの時より皆さん筋肉大きくなってないか!?

と、肉の壁を見ていると……「メリーゴーランドーーッ!」の声と共に、ポージングをしたまま回転を始める肉の壁!

夢じゃない。肉の壁が……回ってる……。そして次々に繰り出されるポーズの数々。身体の厚みを強調する『サイドチェスト』からの……「バックラットスプレット!」。背中広いよ! デカいよっ!!♪まわる〜ま〜わるよ〜マッチョは〜まわる〜 (中島みゆき『時代』風に)

もちろん肉の壁は止まることなく回り続けている。こんな光景見たことない。マッチョたちがポーズを決めるたび、店内のお客さんからは熱い声援と歓声が上がる。

肉の壁の内側にいるお客さんは全く見えない。そしてシメの「モストマスキュラー」!しかし、ただのモストマスキュラーではない。

マッチョたちの腕をよくよく見てみると……腕を組んでいる! これはッ!! 「チェーン・モストマスキュラー」だァァッ! ただ筋肉を魅せるだけではない。腕を組むことでより一体感を増したポージングによる肉の壁。その壁は、バスツアーの時よりもはるかに厚く高い。巨人の襲撃にだって耐えられそうだ。

あぁ、あの壁の中に入りたい……。


◎マッチョって、筋肉だけじゃなくて、アレもすごいんですね……。

楽しいカフェタイムはあっという間に終わり、マッチョたちとお別れの時間。

マッチョとのお別れがツライ方へおススメなのが“マチェキ”。お気に入りのマッチョと記念撮影して、写真をいつも持ち歩けばさみしくなんてないもんね!

前回バスツアーに参加した時は、初めて目にするマッチョたちの筋肉に釘付けになるばかりだった。今回も当然のごとくパワーアップした筋肉に熱中したが、それ以上にマッチョたちのホスピタリティに感心した。

マッチョたちの寄せ書きや、握力計などの器具、サプリメント、マッチョをモチーフにしたグラス、数々のメダルなど、店内あらゆる所に楽しませてくれる仕掛けがある。これらはすべてお店の雰囲気作りのために持ち寄ったそうだ。

朝からフル稼働で接客して疲れているはず。なのに、常に笑顔を絶やさず話しかけてきてくれる。目が合うとポージングをして自慢の筋肉を披露してくれる。マッチョ・イズ・高タンパク低カロリー。そして自分にひたすら厳しいイメージがあるが、同時にマッチョは高ホスピタリティでもある。

※※※ ※※※ ※※※

ゴールデンウイークに再オープンするマッチョカフェは、5月4日〜6日、4月と同じ東京・中野のnakano fにて。5月の連休、マッチョたちにまた会える! どうぞ大胸筋を膨らませてお待ちください。


※この記事は、情報サイト「イベニア」編集部(文・写真 青木美佳)が執筆したものです。同編集部の許諾を得て掲載しています。

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