TOKIOのメンバー、城島茂（47歳）、国分太一（43歳）、松岡昌宏（41歳）、長瀬智也（39歳）が5月2日、都内のホテルで会見し、山口達也（46歳）の件について謝罪。4人は冒頭で約20秒にわたり、深々と頭を下げた。また、山口からリーダーに辞表が提出されたことも明かされた。

質疑応答の中で出た、「山口達也の辞表」に関するやり取りは次の通り。

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質問：山口さんも交えて5人で会ったときの状況の詳細を教えてください。

城島：30日の月曜の夜なんですが、夜7時ちょっとだったかなと思います。やっとメンバーのスケジュール調整ができまして、5人集まれることになった。5人だけで話そうと、まずは。何があったのか、事件発覚以降5人集まっていなかったので、4人でも会えない状況だったんです。某所で、誰も入ってこないような5人だけの時間をとらせていただきました。

2時間弱くらいですか、事の経緯と謝罪、僕たちが聞いてなかったところが多かったので、事の経緯は謝罪会見と同じようなことだったんですけれども、その中でどうしようか、腹割って話そうよ、となったときに、山口自身が土下座で謝罪して、カバンから一通の封筒を出して来た。なんだと思ってみると、TOKIOを辞めます、責任取って、と。“退職願”と書いてありました。

我々もどう責任とるのか、皆さんの意見でもある解散なのか、即刻解雇しろとか、無期限活動停止という部分においていろんな意見がございましたけれども、そこで謝罪の中で封筒が出てきたんで、正直、メンバー全員そこで言葉が出なかったのは確かです。

今後どうしていこうかという話し合いの中で、そういう辞表が出た部分において、答えが出なくて……。まず謝罪じゃないかと。会見開いて、そこから考えていくしかない、と。それしかないだろう、と。


質問：辞表はいま預かっている状態？

城島：（退職願は）事務所宛てだったんですが、私が預かっております。


質問：松岡さんは、（山口に）甘えがあるんだったらTOKIOは解散すべきだ、という気持ちだとおっしゃいましたが、その心情はその場でも？

松岡：もちろん言いました。（それに対して山口は）だと思います、ということでした。本人は、自分がいるからTOKIOに迷惑かけるのがイヤなので辞めたい、辞めさせてくれと言いました。

本来「そうだね」って言わないといけないところだったんでしょうけど、生まれて初めて辞表も見ましたし、30年間一緒にいた男のそんな姿も初めて見たもんですから、なんにも返すことがなく、僕らが言う前に、彼はその辞表を用意してたっていうところで、ああ……自分が思っていたことは彼にはちゃんと伝わってたんだと感じましたし、ほかのメンバーにもそう言いました。それがケジメだと思ったものですから。事が事なんで。