沢尻エリカが完全復活? 雑誌のインタビュー記事でまた「別に」。

2007/11/30 23:54 Written by コ○助

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9月29日に東京・有楽町の「日劇2」で行われた主演映画「クローズド・ノート」の舞台挨拶で悪態をつき、10月にメディアから総スカンを喰らってしまった沢尻エリカ。自由な言動や態度……というよりは、「女王様」と形容されるようにややぶっきらぼうな姿勢がファンやネットユーザーからちょこちょこと批判されることはあったなりが、それまで持ち上げ続けていたメディアが手のひらを返したようにバッシングに転じたのは、驚くと同時にメディアの「怖さ」を思い知らされる出来事だったなりよね。

舞台挨拶で問題となったのは、主演女優にも関わらず終始腕組みをしながらツンツンしていたことに加え、司会の富永美樹アナ(フリー)の質問に適当に答えていたこと。撮影のエピソードを聞かれると「特にないです」、現場でクッキーを配ったエピソードについての質問には「別に…」と、とにかくやる気のない雰囲気を漂わせていたことが問題視されたのは、もう皆さんもよく知るところだと思うなり。バッシングを経て、その後、いろいろな俳優が映画の舞台挨拶などで質問に対して「別に…」で切り返すジョークが流行り、11月15日に発表された「ユーキャン新語・流行語大賞2007」(12月3日大賞発表)の候補60語の中にも「別に…」がノミネートされているなりよ。

「別に…」騒動の影響は大きく、10月2日に公式ホームページで謝罪、10月4日にテレビ朝日系「スーパーモーニング」で涙を流しながら改めて謝罪と、騒動の鎮静化への動きは素早かったなりが、CMの契約が打ち切られたり、沢尻エリカを好意的に扱うメディアが少なくなったりと、これまで築き上げてきたモノが脆くも崩れてしまったなりね。そして、しばらくはメディアに登場せずに静かな時が流れていたなりが、10月スタートのテレビ朝日系ドラマ「モップガール」の主題歌「Destination Nowhere」をERIKAのアーティスト名義で歌い、11月14日にはイメージキャラクターに起用されているカネボウ化粧品の新ブランド「コフレドール」のシークレットイベントに出演。また徐々に通常体制に戻りつつあるなりよ。

そうした中、11月30日に発売された雑誌「oricon style」の表紙に登場。誌面では11月28日に発売されたシングル「Destination Nowhere」についてのインタビューに答えているほか、グラビアなども掲載されているなりね。そして、「oricon style読者からERIKAへの質問!」というコーナーでは、従来と変わらぬ、いわゆる「エリカ節」で質問に答えているなりよ。

例えば「何で歌手になろうと思ったんですか?」との質問には「歌が好きだから。」。「宝物はなんですか?」との質問には「ない。」。「エレキとアコギ、どちらが好きですか?」との質問には「無理。選べない。」。そして極めつけは「曲を聴く人に、いちばん伝えたいことは何ですか?」との質問に「別にない。何を感じるかは、その人の自由だから。」と、思わず舞台挨拶の騒動を連想してしまいそうな「別に」が飛び出したなりよ。

もちろん、テキストになっているためどのようなトーンで話された言葉なのかが分からないし、編集の手が入っているのでそのままには受け取るわけにはいかないなりが、このコーナーの回答を読む限りでは、沢尻エリカは騒動前と変わらず、今もやっぱり沢尻エリカだな……という印象なりね(笑)。あれだけバッシングを受け続けても自分のスタイルを曲げない沢尻エリカ。かなりの強者なり。

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