広島の黒田博樹投手がFA移籍? 「メジャー挑戦の可能性」報道。

2007/09/23 04:26 Written by コ○助

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昨年のFA戦線の超目玉として、野球界の話題をさらった広島のエース・黒田博樹投手。西武(当時)の松坂大輔投手や阪神(同)の井川慶投手らメジャー挑戦組と共に、間違いなく昨オフの主役だったなりよ。シーズン中から「入団から一度も優勝経験がないことに不満を抱いている」「ほかの球団の評価を聞いてみたい」との情報が流れ、阪神をはじめ複数の球団が獲得に動くと見られていたなりが、ファンの熱い残留要請や球団の説得に応じ、最終的にはFA権を行使せずに残留。4年総額12億円の契約で、広島のユニフォームを着続けることになったのは記憶に新しいところなり。

今季の黒田投手は5年連続となる開幕投手を務め、シーズンを通して先発陣の柱としてフル回転。チームの低迷もあって特筆すべき成績ではないものの、これまで25試合に登板し、11勝8敗、防御率3.58の成績を残しているなりよ。この数字は広島の投手陣の中ではダントツで、投壊した投手陣の唯一の「希望」と言っても過言ではないなりね。もし、昨オフにFAで移籍していたら、今季の広島はさらに悲惨なことになっていたかもしれないなり(※9月22日現在の成績は133試合、53勝78敗2分け、最下位)。

でも、そんな黒田投手に関する気になる話題をスポーツニッポンが報じているなりよ。なんでも黒田投手は親しい関係者に「最高峰のレベルで自分の力を試してみたいという気持ちは今でもある。年齢的にも行くなら、できるだけ早い方がいい」(スポーツニッポンより)と語っており、今オフにも封印していたFA権を行使してメジャー挑戦する可能性が浮上しているというなり。昨年、広島残留を決めた際には「今後もFAして国内の他球団に移籍することはない」と明言していたものの、メジャー移籍に関しては含みを持たせていたため、早い段階でメジャー挑戦を表明したとしても決して不思議なことではないなりね。

ちなみに、昨年の段階で黒田投手の獲得に興味を持っていたとされるメジャーの球団は、ロイヤルズ、レッズ、メッツ、ドジャース、ヤンキース、レンジャーズ、マリナーズなど11球団。いつFA権を行使しても争奪戦になるのは間違いない人材だけに、黒田投手がどのような決断を下すのか、注目しておきたいなり。

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