7月28〜30の3日間、新潟県湯沢町の苗場スキー場で行われるFUJI ROCK FESTIVAL'06。第3弾発表まで大物から新人、そしてさまざまなジャンルの出演者が発表されてきたのだけれど、それは外国勢の話。日本勢で決定していたのは大江慎也とアジアン・カンフー・ジェネレーションだけだったのだ。11日に発表された第4弾では、そんなJ-POPやジャパニーズ・ロックのファンが胸をなで下ろすほど日本人ミュージシャンがズラリ。もちろん、国外からもソニック・ユースやザ・ズートンズ、スノウ・パトロールなど、ヨダレもののバンドをそろえてきたのだ。

今回発表の出演者は、ザ・ベネベント・ルッソ・デュオ、ザ・クリブス、FIELDS、ジェット、横山健、モーサム・トーンベンダー、ナツメン、小野リサ、スノウ・パトロール、ソニック・ユース、トリスタン・プリティマン、UA×菊地成孔、矢野顕子、ザ・ズートンズの14組。

2000年に出演したソニック・ユースに03年出演のジェット、04年出演のスノウ・パトロール、ズートンズと2度目組のほか、話題のクリブス、トリスタン・プリティマンと、ヘッドライナー級ではないけれど、なかなか興味深いメンツをそろえてきたのだ。でも、FIELDSだけはどういうバンドなのか分からない……。ご存じの方、教えてください。なにはともあれ、ジェットとズートンズ、クリブスの出演はうれしいのだ。大好きなキーンやジェイソン・ムラーズに続いてジェットも出演することになったので、ウォール真木は7月後半まで日本に残るのかな（笑）。

日本勢も、ソロになってフェス出演が熱望されていたKen Yokoyama（横山健、元ハイ・スタンダード）やセッションが楽しみなUA×菊地成孔、ライブパフォーマンスに定評があるモーサム・トーンベンダーから、小野リサや矢野顕子など「フェスで聴くの？」という人たち（好きだけど）まで、幅広いファンの期待に応えているのだ。横山健が出るんだったら、難波章浩のULTRA BRAiNも参戦してセッションしちゃったりして。あとはミスター・フジロックの忌野清志郎と、ソロ活動を開始した浅井健一（ベンジー）の出演を待つのみなのだ。

また、関西発フジロック・オフィシャル電車「星空トレイン」が、今年も運行されることが決定。苗場までちょっと距離がある関西のフジロックファンには朗報なのだ。日程は、27日午後11時ごろにJR三ノ宮・大阪・京都駅を出発し車中泊、翌28日にJR越後湯沢駅に到着し、フジロック最終日の30日25時（31日午前1時）に同駅を出発、車中泊ののち31日午前10時ごろに出発駅に到着するというもの。各料金やオプションはこちらを参照。フジロックの入場券は含まれないのでご注意を。