FUJI ROCK FESTIVAL'06、第2弾出演者発表。

2006/03/15 09:42 Written by コジマ

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レッド・ホット・チリ・ペッパーズやフランツ・フェルディナンド、モグワイなどの出演が決定している今年のFUJI ROCK FESTIVAL(7月28〜30日間、新潟・苗場スキー場で開催)。第1弾、第2弾と続けざまに強力なラインナップをぶつけてきたSUMMER SONICに負けじと、SMASH(主催者)も15日、公式サイトで第2弾出演者を発表したのだ。

今回発表された出演者は、ヤー・ヤー・ヤーズ、クラップ・ユア・ハンド・セイ・ヤー、ジェイソン・ムラーズ、ジョニー・A、ザ・ライク、Mumm-Ra、ミステリー・ジェッツ、ザ・レフュージー・オール・スターズ・オブ・シオラレオネ、ザ・スピント・バンド、STRAIGHTENER、スーパー・ファーリー・アニマルズ、ザ・トラッシュ・キャン・シナトラズ、そしてクーラ・シェイカーの13組。うーん、今回は数で押してきたけど、やはり強力なのだ。「ヤー」が4つも(笑)。

第1弾出演者を公式発表前にすっぱ抜いたFUJIROCKERS.ORGは、今回は全容をストレートに明かさないで、謎解きのような記事を掲載。リンク先で分かるようになっているけど、文面から推測するのも面白かったのだ。

それでは、注目の出演者をご紹介。

●ヤー・ヤー・ヤーズ(Yeah Yeah Yeahs)
ニューヨーク出身の新世代パンク・ガレージ・バンド。一昨年のフジロックで、違うステージの同じ時間帯に出演した故カート・コバーン夫人のコートニー・ラヴとの“新旧グランジ女王対決”も記憶に新しい。今年はセカンドアルバム『ショウ・ユア・ボーンズ』(今月28日発売)を引っ提げての出演なのだ。しかし新作は“ノー・パンク、ノー・シャウト”だそうで、見事なキレっぷりをみせたボーカルのカレン・Oが、今年はどんなステージを披露するのか注目なのだ。

●クラップ・ユア・ハンド・セイ・ヤー(Clap Your Hands Say Yeah)
英放送局BBCの「Sound of 2006: The Top 10」で2位に入った2006年注目の新人バンド。サマソニがアークティックならこっちはCYHSYだ!とばかりにフジロックに出演決定なのだ。新人なのに髪が薄いメンバーが多いのが気になるけど、親しみやすいメロディーラインは日本でも確実にファンを増やし、ぼくの周りでも人気急上昇。「アルバム貸してくれー!」とみんなに言われるのだ。1月の来日公演に行けなかったので楽しみ。

●ザ・レフュージー・オール・スターズ・オブ・シオラレオネ(The Refugee All Stars of Sierra Leone)
いやあ、このアフリカン・サウンドは1回聴いたらハマる。実にいい雰囲気なのだ。“シオラレオネの難民オールスターズ”と称した彼らは、ドキュメンタリー映画が撮られていたり、フージーズのワイクリフ・ジーンとコラボレーションしたりと、詳細はわからないけどとにかくスゴそうなのだ。オレンジコートに出演かな。いや、ホワイトステージに出演してほしいのだ。

●クーラ・シェイカー(Kula Shaker)
1995年にデビューしサイケサウンドで世界を席巻した伝説のバンドが、99年の解散以来、7年ぶりに復活。まさかの再結成に続いてまさかのフジロック出演となったのだ。再結成発表前の昨年12月にシークレット・ライブを行っていて、そこで新曲が披露されたようなのだ。正式には発表はないけれど、フジロック前にニューアルバムのリリースはあるのだろうか。キーボードのジェイ・ダーリントンはオアシスのサポートをしているのだけど、オアシスもフジロックに出演!なんてことに……ならないか(笑)。

このほか、詳細がわからないMumm-Raや“天才シンガーソングライター”といわれるジェイソン・ムラーズ、CYHSYの次に“来る”といわれているザ・スピント・バンドなどが気になるところ。さて、次はどんな出演者が発表されるのか。今回はメインステージでのヘッドライナー級が少ない(クーラ・シェイカーじゃ厳しいか?)ので、次回は度肝を抜くような大物の発表を期待するのだ。

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