巨人、星野仙一氏に「1年10億円」で監督就任を正式要請。

2005/09/05 06:57 Written by コ○助

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阪神、巨人、中日ファンからは強い反発の声が聞かれながらも、すでに星野氏の巨人監督への就任は不可避という雰囲気が漂っているなりが、どうやら具体的な動きがあったようなりよ。先週末に巨人の滝鼻卓雄オーナーが星野氏と極秘裡に接触。正式に来季の監督就任を要請したとサンケイスポーツが報じているなりね。その際に提示した条件は、「1年契約、年俸10億円」というまさに破格の条件。これまで数々の札束攻勢劇を見せて来た巨人が、また新たな「強奪伝説」を作ることになりそうなりよ。

サンケイスポーツによると、会談の席で滝鼻オーナーからの監督就任要請と条件提示を受けた星野氏は即答を避けたものの、巨人側の姿勢を評価をしていたのだとか。まあこの条件で契約をすれば、プロ野球史上最高年俸の監督が誕生するだけでなく、選手を含めての史上最高年俸なりからね。星野氏にとってみれば、これ以上ない勲章を提示されたわけで、巨人側の姿勢を評価しないわけが無いなりよね。

参考までにちょっと調べてみると、現在の堀内恒夫監督の年俸は1億円と言われているなり。だいたい巨人の監督の年俸は1〜1億5,000万円前後で推移しているようなりが、球団初の外部招聘となる星野氏には、その10倍近い金額を用意しているなりね。これは巨人OB会から猛反発を喰らいそうな材料。発言力の強い有力OBを多数抱える巨人のOB会が「星野監督案」に賛成しなかった場合、星野氏の監督就任に影響を及ぼす可能性も出てくるだけに、OB会のリアクションが非常に気になるところではあるなり。

ちなみに、星野氏が現在阪神と契約を結んでいるオーナー付きシニアディレクターとしての年俸は1億5,000万円。巨人が提示した10億円という数字が、いかに突拍子もない数字なのかがお分かりいただけると思うなり。これだけの金額を出されてしまったら、もう阪神が星野氏を引き留めるのはムリな話。そこまでのお金を払って止まって欲しいと思う阪神ファンも皆無だと思うなり。

話を戻すなりが、滝鼻オーナーは星野氏との会談に先立ち、阪神電鉄本社を訪問しているなりよ。そして阪神の手塚昌利オーナーとトップ会談を行い、星野氏の「譲渡」を正式に申し入れたというなりね。これまで星野氏の流出に否定的な見解を示していた手塚オーナーなので、当然その申し入れには難色を示したようなりが、星野氏と阪神の契約は1年。新たに更新しない限り年内に切れてしまうため、基本的にはオーナーが難色を示したところで何ら拘束力が無いなりよ。そのため滝鼻オーナーも本来ならば阪神電鉄を訪問する必要は無いわけなりが、一応筋を通しておいた、ということなり。

滝鼻オーナーから阪神側に「譲渡」の申し入れがあり、星野氏にも正式な提示が行われた……このサンケイスポーツの報道が本当ならば、あとは星野氏の決断ひとつ。「巨人・星野監督」誕生へのカウントダウンが、そう遠くないうちに始まってしまいそうなり。

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