「巨人・星野監督」実現への障壁となる3つの問題点。

2005/08/22 15:41 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


これまで週刊誌やスポーツ各紙でたびたび報じられている「星野・巨人監督就任」の噂。8月11日の日刊スポーツに「巨人来季監督の最有力候補に星野氏」という記事が出た際には、星野SDが公式ページで「わたしには答えようがない。答えるだけの材料がない」「巨人の監督にどうだといわれたところで、そんな話、現実にわたしのところには来ていないのだから答えようが無い」とやや含みを残しながら否定のコメントを出していたなりが、これはあくまでもカモフラージュで、水面下では着々と準備が進められているとの見方が強いなりよね。

まだシーズン中ということに加え、星野SDは阪神との契約を残していることから、巨人の監督を引き受けるにしても、断るにしても、具体的な動きが出てくるのはオフになってからのことなりが、それでもマスコミの報道は過熱してきているなりよ。22日付けのサンケイスポーツは、9月中にも巨人が星野SDに監督就任を正式要請すると報じているなりね。そして、星野SDに近い関係者の話として、現在星野SDが熟考していると思われる「3つの問題点」について考察しているなり。

その「3つの問題点」とは、「原氏の処遇」「OB会の支援」「岡田阪神の優勝」の3つ。「原氏の処遇」は、公私ともに星野SDと原辰則氏は関係が深いため、次期監督候補としてたびたび名前が挙がっていた原氏の処遇を気にかけているというもの。仮に星野SDが巨人の監督を引き受けた場合には、いずれ退団する際に原氏への禅譲がスムーズに進むように、原氏を助監督として入閣させる腹案を抱いているというなり。「OB会の支援」は、巨人初の「外様監督」に対する風当たりを弱める意味でも重要なポイントになるもの。「岡田阪神の優勝」は、良いカタチで今シーズンを締めくくることができれば、円満退団もできるというもの。まあいずれも巨人の監督に就任するとなれば、避けては通れない問題なりよね。

「原氏の処遇」に関しては、現在発売中の「週刊現代」にも似たような記事が出ているなり。これは東京六大学時代以来、37年間に渡って星野SDと友人関係にあるというスポーツライターの吉見健明氏による記事なりが、「原助監督」のほかに「田淵幸一打撃コーチ」「西本聖投手コーチ」「鹿取義隆ヘッドコーチ」が有力だとしているなりね。そこまで「星野内閣」の陣容を語ってしまうのは憶測が過ぎるなりが、「原助監督」に関しては、巨人と原氏の間に禍根を残さないためにも、また、これまでの星野SDと原氏2人の関係を考えても、可能性は高そうなりね。

このような報道について、星野SDは阪神ファンや世論の反応をうかがっているとも言われているなりが、阪神ファンの間でも賛否は分かれているものの、「巨人の監督就任はやむを得ない」という空気のほうが強い感じがするなりよ。先日、コ○助は関西方面に行った際に、タクシーに乗るたびに運転手さんと野球の話をしていたなりが、何人かの阪神ファンの運転手さんは皆、口を揃えて「星野はそういう男よ」と半ば諦めたかのように語っていたなりね(笑)。まあコ○助も、星野SDはなんだかんだ理由を付けて、のらりくらりと批判をかわし、巨人から監督就任要請が届いたら最後には絶対に受諾すると思っているなり。阪神にとっては残念なことではあるなりが、もともと阪神が中日から強奪した人材と言っても過言ではないなりからね。巨人に行くことを批判するのも筋が違うかな、と。

星野SDと巨人に具体的な動きが出てくるまで、この話題。憶測が飛び交いながら、まだまだ過熱していくことになりそうなり。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.