「上京したての頃は、県庁所在地クラスの街がいくつもあることに驚いた」という地方出身者のエピソードを耳にすることが多い、首都・東京。先日もテレビを見ていたら、くりぃむしちゅーの上田晋也（熊本県出身）が「吉祥寺くらいの街がたくさんあるのが信じられなかった」という話をしていたなりが、確かにパッと思い付くだけでも銀座、新宿、渋谷、丸の内、六本木、池袋、上野、吉祥寺、お台場、秋葉原などなど、挙げ始めたらキリがないほど大きな街が点在しているなりよね。ターミナル駅のみならず、東京では「小さい」と言われるような街でも駅前にさまざまな機能が集中していて、基本的にはどの街で生活をしてもさほど不便を感じることがないように思うなり。

そんな無数の街が集まって形作られている東京なりが、そこに住み、働いている人たちは個々の街にどのようなイメージを抱いているのか。そのあたりをマクロミルがいくつかの角度から調査しているなりよ。調査項目のひとつ、「住みたい街」に関しては不動産会社などが調査を行うことがあるものの、ほかの項目、例えば「働きたい街」「イメージが変わったと思う街」「美人が多いと思う街」などはあまりお見かけしたことがないので、どのような結果になっているのか、少し見ておくことにするなりね。

◎「住みたい」と思う街（マクロミル調査）
1位　吉祥寺
2位　自由が丘
3位　恵比寿
4位　下北沢
5位　新宿
6位　田園調布
7位　中野
8位　渋谷
9位　成城学園前
10位　目黒

「住みたい街」の1位に選ばれたのは、ほかの調査でも常に上位にランクインしている吉祥寺。街の規模が適度に大きいだけでなく、駅から徒歩10分圏内に自然いっぱいの井の頭公園があり、さらには新宿にも渋谷にも20分以内で出られるアクセスの良さも評価を高めている要因なりね。全体的には東京の西側に人気の街が集中する傾向が見られるなり。

◎「働きたい」と思う街（同）
1位　新宿
2位　東京
3位　渋谷
4位　銀座
5位　大手町
6位　品川
7位　六本木
8位　池袋
9位　表参道
10位　恵比寿

「働きたい街」の1位に選ばれたのは新宿。東京の中心地として、ビジネスからエンターテインメントまで、充実の環境が整っているのが評価されているようなり。また、巨大なターミナル駅として、どこからでもアクセスしやすいのがポイント高そうなりね。コ○助は渋谷（3位）、六本木（7位）、池袋（8位）、表参道（9位）で働いたことがあるなりが、一番働いていて心地良かったのは表参道なりかねぇ。

◎「イメージが変わった」と思う街（同）
1位　品川
2位　秋葉原
3位　六本木
4位　東京
5位　新宿
6位　恵比寿
7位　渋谷
8位　表参道
9位　池袋
10位　新橋

「イメージが変わった街」の1位に選ばれたのは品川。昔はターミナル駅なのに比較的地味な存在だったなりが、駅前の再開発や新幹線の停車駅になったことで、確かに印象がガラリと変わったなりよ。秋葉原は「電気街」のイメージがすっかり「オタクの街」に、六本木は「夜の街」から「観光やビジネスの街」に様変わりしたなりよね。コ○助は東京に30年住んでいるので、どの街も「ずいぶん変わったなぁ」という印象を持っているなりが、最も変わったと思うのはお台場。子どもの頃にはまだ埋め立てされておらず、街そのものが無かったなりからね（笑）。厳密には「変わった」とは違うかもしれないなりが、あの辺りのイメージは「激変」なりよ。

◎「美人が多い」と思う街（同）
1位　銀座
2位　六本木
3位　表参道
4位　渋谷
5位　新宿
6位　青山一丁目
7位　代官山
8位　自由が丘
9位　恵比寿
10位　東京

「美人が多い街」の1位に選ばれたのは銀座。何を持って「美人」と言うのかはかなり主観に依るところなので特にコメントすることはないなりが、ひとつ言えるのは、いずれの街も「オシャレをした女性」が多くいる街ということ。コ○助も初めて六本木や表参道に足を踏み入れたときには、地元とは歩く女性の雰囲気が違うことにビックリしたものなり（笑）。

この調査はほかにも「話題性がある街」「セレブな街」「外食したい街」など、いくつもの結果が公開されているので、興味ある人はぜひマクロミルのサイトを覗いてみてくださいなり。