不動産関連の企業や雑誌など、毎年いろいろな「住みたい街ランキング」が発表されるなりが、定評あるのは東京ウォーカーのもの。単にデータとして提示するのではなく、ランクインした街の紹介記事を添えて興味をかきたてるあたりは雑誌ならでは、東京ウォーカーならではのランキングなりよね。そんな「住みたい街ランキング」の2005年版が、現在発売中の東京ウォーカーに載っているなりよ。

今年のランキングを見ていく前に、昨年のランキングを振り返っておくと。

1位　中目黒（目黒区）
2位　三軒茶屋（世田谷区）
3位　下北沢（世田谷区）
4位　駒沢大学（世田谷区）
5位　吉祥寺（武蔵野市）

あぁ、見事なオシャレタウン（！）勢揃いなりね。コ○助もよく行く街ばかりなりが、中には繁華街が大きすぎて住むような街ではないと思うところもあるものの、自分も繁華街の真ん中で生活しているので多くは語らず（笑）。

東京ウォーカーの「住みたい街ランキング」は、東京ウォーカーサポーターズ500人とウォーカープラス会員7,500人の計8,000人にアンケートを行い、有効回答の中から無作為に抽出した1,700票と東京ウォーカースタッフ300人の票を合算。計2,000票によって決められたランキングとなるなりね。どのようなランキングになっているのかを見ておくと。

1位　吉祥寺（武蔵野市）
2位　自由が丘（目黒区）
3位　下北沢（世田谷区）
4位　銀座・有楽町（中央区／千代田区）
5位　青山・表参道（渋谷区／港区）
6位　中野（中野区）
7位　二子玉川（世田谷区）
8位　三軒茶屋（世田谷区）
9位　恵比寿（渋谷区）
10位　中目黒（目黒区）

今年のトップに輝いたのは吉祥寺。昨年の5位から大幅にランクアップしただけでなく、2位の自由が丘に大差を付けての圧勝だったようなりよ。確かにここ数年のメディアへの露出は異常なりからねぇ。単純に新宿と渋谷へのアクセスが良いという点はトップになるに十分な理由だと思うなりが、「美味しいお店が多い」とか「住環境が良い」という意見には……ゴニョゴニョ（笑）。

1位から10位までサーッと見ると、昨年4位の駒沢大学が圏外に脱落。実は20位までにも入っていないなりよ。いったい駒沢大学に何があったのか……という感じなりが、三軒茶屋（昨年2位→今年8位）と中目黒（昨年1位→今年10位）も地盤沈下を起こしているなりね。代わって上位に食い込んできた2位の自由が丘は納得なりが、4位の銀座・有楽町というのはいかがなものかと（笑）。本当に住環境を考えている、という意味では6位の中野がランクインしているのは良いなりが、これはお笑いブームの影響もありそうなりね。良い街には違いないなりが、来年もランクインしているかどうか心配なところなり。

皆さんは今年のランキングの中に、「東京で住むならこの街に住みたい！」という街はあったなりか？　やっぱり吉祥寺がダントツなりかねぇ。