孫正義とスティーブ・ジョブスが密会? 「iPod携帯」への布石か。

2006/04/25 14:18 Written by コ○助

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3月にボーダフォンの日本法人を1兆7500億円で買収したソフトバンク。来年を予定していた携帯電話事業への新規参入を前倒しできること、いきなり1500万の契約者を囲い込めることなど、ソフトバンクにとってはメリットの大きい買収劇なりが、現在ボーダフォンを利用しているユーザーからも「低迷を打開するための起爆剤になるのではないか」との期待は大きいなりね。親会社やブランド名が変わることでメールアドレスが変更されたり、定番サービスが廃止されるのではないかとの懸念も出ていたなりが、ソフトバンクはそのあたりのフォローも忘れず、基本的には「従来のサービス+α」の姿勢で携帯電話事業を展開することをすでに明らかにしているなりよ。

ただ、買収が発表されてから1か月しか経過していないこともあり、どのような「+α」があるのか、まだ具体的な事業イメージは浮かんできていないのが現状。価格は、端末は、サービスは。知りたいことは山ほどあるなりが、買収発表の場では「Yahoo! JAPANを中心としたコンテンツの連携」という、漠然としたビジョンが披露されたのみだったなりよ。まあ追々情報が開示されていくのは確かなのでそう焦ることはないのかもしれないなりが、これまでもアッと驚くようなサービスを展開してきたソフトバンクだけに、どのような事業展開を見せてくれるのか気が急いてしまう部分はあるなりね。それは期待しているからこそなりが。

さて、まだ謎のベールに包まれているために、ソフトバンクが仕掛ける新サービスの憶測がいくつも飛んでいるなりが、ひとつ、気になる情報があるなりよ。経済総合誌「ザ・ファクタ」に、こんな記事が出ていたなりね。
「3月30日、孫正義社長がアップルのスティーブ・ジョブズCEOと東京で極秘裏に会談を行ったというのだ。トップ同士が話し合った内容は明らかではないが、世界的に大ヒットしたアップルのデジタル音楽プレイヤー『iPod』を、ソフトバンクの携帯電話に搭載しようという交渉ではないかとの噂も出ている」

どの程度の確度の話なのかは分からないなりが、仮にこの会談が本当に行われていたのだとしたら。最近、アップルもアメリカで携帯電話に本格的に取り組んでいるという話がチラホラと出ているだけに、日本でのパートナーとしてソフトバンクを選ぶ可能性は十分。「iPod携帯」が実現したら、ソフトバンクのキラーコンテンツになることは間違いないなりね。

ただ、昨年10月にはNTTドコモとアップルが「iPod携帯」の開発に向けて動き出しているとの情報も出ており、実際には水面下でアップルと各キャリアの駆け引きが続いているとの見方もできるなり。全体的な動きからすると日本でも「iPod携帯」が登場するのはそう遠い将来ではなさそうなりが、果たしてアップルはどのキャリアと手を組むことになるのか。引き続き、この動きにも注目しておきたいなりね。

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