“世界的歌姫”マライア・キャリーの代表曲のひとつ「恋人たちのクリスマス」が、米ビルボードの最新グローバル・チャート（2021年1月9日付）で1位を獲得し、同チャートで4週連続1位に。さらに全米シングル・チャートでも昨年から今年にかけて累計4度の1位を獲得するなど、前年比を超えるチャート・アクションを起こし、自身の30周年アニバーサリー・イヤーを有終の美で飾った。

米ビルボードが発表するグローバル・チャートは、同社がMRCデータと協力し、世界200以上の地域のダウンロードとストリーミング・データを集計した新たなグローバル・チャートとして昨年9月にローンチしたもの。世界各地でヒットしている楽曲を正確に捉える新しい指標となっており、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」が昨年12月からクリスマスが終わった今年1月にかけても1位を獲得するという異例のロングヒットとなったことを証明した。

なお、同曲は昨年頭に全米シングル・チャートで1990、2000、2010、2020年代の4つの年代にわたり1位を獲得するという史上初の快挙を達成しているが、昨年は「恋人たちのクリスマス」が同チャートで4度1位を獲得したことにより、マライアは同チャートで通算87度目の1位獲得という圧倒的人気を改めて示した。