上半身裸の人魚姿で寄付募る、通販で誤って“大人のアイテム”届き機転。

2014/10/20 18:40 Written by Narinari.com編集部

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ちょっとした間違いを、逆転の発想で笑いに。そんな好例をデイヴィッド・キャヴェルさんが示して話題を呼んでいる。

英紙ミラーなどによると、ロータリークラブの代表を務める71歳のキャヴェルさんは、航空救急へ寄付を募るために泳ごうと、全身を覆うタイプの水着を購入した。ところが、この水着だと思っていたもの、実は特殊な性癖の人たちが“オトナの用途”に使うものだったという。

「娘が見た瞬間に大笑いし始めて、『お父さん、それはギンプ・スーツっていわれているものよ』と。それが何なのかは知らなかったのですけれど、娘にそう言われてから、これを買って以来変なメールがたくさん送られてくる理由がわかりました」

怪しげなスーツ、しかも水着として着られるわけではなく、使い途が何もない……。しかし、そこで奥さんが創造的努力を発揮。スーツを半分に切断し、“人魚のしっぽ”へと仕立て上げた。そしてキャヴェルさんはその“人魚のしっぽ”を装着。自身のロータリークラブにチャリティ活動への抱負を添えて、写真を掲載した。

「航空救急の仕事は生きている人たちを救うこと。区別や審判をすることなくただ命を救うのです。彼らの活動は慈善寄付に完全に依存しており、私は彼らのためにチャリティとして泳ごうと考えていました。しかし、観ている側にとってはただ泳ぐというのはつまらないものです。そのために私は足を使わず、腕だけで泳ぐことで新しさを出そうと考えました。悪くはないと思いますが、それでもまだ観客が親しみを感じるとはえない」

「あぁ!私は自分の使わない足を人魚のしっぽで包むことにしました。もうちょっとだけ面白くなるはず。そう、私はマーマンになるのです。マーメイドにはなれません。40年以上延ばし続けた髭を剃ることはできませんからね」

崇高な理念と茶目っ気たっぷりの写真に、ネットの反応では「なんてラブリーなしっぽなんだ」「これは笑える」「いろいろな意味で“アクシデント”だ」「ちょっと自分も買ってこよう」「グッドラック。いい泳ぎになりますように」などなど、キャヴェルさんの行動を楽しみながらもその活動に称賛を送っている人が多いようだ。

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