島田紳助氏「芸能界戻らない」、「週刊文春」に現在の胸中を激白。

2012/04/19 04:00 Written by Narinari.com編集部

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昨年8月23日に緊急記者会見を開き、芸能界から電撃引退した島田紳助氏。引退後しばらくは沖縄に滞在し、マスコミに追われる日々を過ごしていたが、引退から約8か月が経った昨今は、島田氏をめぐる報道も“復帰”の噂話へと軸足が移ってきた。そうした中、現在発売中の「週刊文春」は、島田氏の「独占告白90分」なるインタビューを掲載。8ページにもおよぶ大ボリュームの記事の中で、多くのことを語っている。

2012年に入った頃から、幾度もメディアを賑わせてきた島田氏の“復帰”説。1月4日の吉本興業新春会見で、大崎洋社長が島田氏の復帰を希望する旨の発言をしたことに端を発したものだが、その後も一部夕刊紙が一面に「紳助復活宣言『必ず戻る、待っとけ』」との記事を、また、一部週刊誌は「吉本と和解」、別の週刊誌は「24時間テレビのマラソンランナーとして復活」など、そう遠くない将来の“復帰”説が相次ぎ報道されてきた。

実際のところ、島田氏の“復帰”の可能性はあるのだろうか。「週刊文春」のインタビューでは、この点について「芸能界への未練はぜんぜんない。もうやり尽くしたと思っています」「芸能界は恋しくならへんね、ぜんぜん」「もう芸能界には戻らないから、東京のマンションも引き払った」とキッパリと否定している。つまり、これまで報道されてきた“復帰”の話は、島田氏の言葉に従えばすべてガセネタというわけだ。

芸能界への“復帰”の話が出ている一方で、やはり噂されてきたのが政界進出の話。しかし、これについても「政治家になるとか、ありえないです」と否定している。そして「いま、自分の中で確定していることがふたつあります。『もう仕事はしない』『政治家にはならない』」との言葉も飛び出した。

インタビューでは、引退後にメディアを賑わせた、数々の女性タレントとの“関係”についても触れている。島田氏は「共演した女性タレントと全部関係あるみたいな書き方ですやん。女友達で書かれた中で95%はウソですわ。ゼロとは言わんけど」とし、同誌に「明らかに関係がないタレントは誰か」と聞かれると、消去法によって“関係”のあったタレントが特定される可能性を考慮して明かさなかったものの、具体的に名前を聞かれたほしのあきについては明確に否定している。

引退から約8か月が経った現在の心境を滔々と語る島田氏。ほかにも引退後に発覚した暴力団幹部との写真のこと、沖縄での滞在生活のこと、不動産のこと、“盟友”明石家さんまのこと、「ヘキサゴン」ファミリーなど芸能界の仲間・後輩のこと、現在興味があること、そして今後のことなどについても言及している。

島田氏は1956年生まれの56歳。18歳のときに漫才コンビの島田洋之介・今喜多代に弟子入りして芸能界の道へと進み、1977年に松本竜介と漫才コンビの紳助・竜介を結成した。以降、“ツッパリ漫才”を武器に、1980年代の漫才ブームをけん引。1985年の紳助・竜介解散後は司会の仕事に進出し、数々の人気番組を世に生み出してきたが、司会者・タレントとして絶頂期とも言える時期を迎えていた昨年8月、暴力団との“黒い交際”を理由に芸能界から電撃引退した。

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