“お魚セラピー”で尿道に突入、ツルツルのタウナギがスルッと体内へ。

2011/09/13 11:46 Written by Narinari.com編集部

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アトピーや皮膚炎の治療に効果があるとされているお魚セラピー(フィッシュ・セラピー)。温泉などに放たれた小魚が古い角質や患部の不純物、毒素を食べてくれるという、近年話題になることの多い人気のセラピーだが、中国のある男性はこのお魚セラピーに触発され、なぜかタウナギ・セラピーに挑戦した。その結果、尿道にタウナギが侵入。摘出するために手術を受けるハメになったという。

中国紙楚天金報によると、この災難に見舞われたのは湖北省洪湖市で暮らす56歳の男性・張楠さん(仮名)。ネットでお魚セラピーの存在を知った張さんは、9月4日早朝、街で10数匹のタウナギを購入してきた。桶にお湯を入れてタウナギを放ち、入浴を始めてしばらくすると、張さんを激痛が襲ったという。湯の中を覗くと、驚くことに1匹のタウナギが張さんの尿道に突っ込んでいたのだ。

もちろん、張さんはすぐにタウナギを取り除こうとしたが、その身体はツルツルしていてなかなか捕えられない。そうこうしているうちに、あろうことかタウナギはスルッと張さんの身体の中に入ってしまった。

このとき、張さんにはタウナギが体内で動いている感覚が常にあったそう。「小便をすれば出てくるかも」と淡い期待を抱きつつも、不安で落ち着かない張さんは居てもたってもいられなくなり、結局、武漢大学人民病院に駆け込むことにした。

病院でさっそく検査をしたところ、彼の膀胱内には確かに1本の細長い物体(=タウナギ)が映し出されていた。翌日、膀胱鏡手術で摘出することになったが、やはりタウナギはツルツルしていて掴みにくい。また、ヘタをすればタウナギの身体が途中で切れてしまう恐れもある。そこで医者は仕方なく開腹手術でタウナギを摘出することにした。

手術によって摘出されたタウナギは直径1センチ、長さ15センチほどあり、すでに息絶えていたそう。執刀医は「一般的に男性の尿道口の大きさは8ミリしかありませんが、タウナギの身体には粘液があるため、それが潤滑油の役割をして侵入してしまったのでは」と、今回の“事故”の原因を推測している。

なお、中国では昨年4月にも、男性が肛門からタウナギを入れられて直腸を食い破られるという騒動が報じられた。また、インドでは2008年に、水槽を掃除中の14歳少年の尿道にナマズの仲間・カンディルが侵入したケースが伝えられている。

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