少年のアソコに魚が侵入し激痛走る、前代未聞のニュースに大反響。

2009/05/19 21:56 Written by Narinari.com編集部

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人間の尿管は直径4ミリ程度。尿管結石を患うと刺すような激痛が走るというが、インドでは14歳の少年の尿管に魚が侵入するという珍事が起きた。オーストラリアのニュースサイト「NEWS.com.au」が昨年9月に伝えたもので、侵入した魚は長さ2センチ、幅1.5センチと、そんな場所に入り込むにはかなりの大きさだ。その報道から8か月、ソーシャルニュースサイトに投稿されたことにより米国で注目を集め、大反響が寄せられている。

この少年は、家で魚の水槽を掃除中に尿意をもよおしたため、魚を手につかんだままトイレに入った。すると、用を足している最中に魚が手から滑り落ち、尿道に侵入。さらに、魚は尿管の中を進んで膀胱まで達した。そのため少年の尿管が詰まり、24時間痛みに苦しんだという。信じられない話だが、実は少年が飼っていた魚が問題だった。

少年が飼っていたのは、南米のアマゾン川などに生息するナマズの仲間「カンディル」。大きな魚に寄生して血や肉を食べるという肉食性で、大きな魚のエラから出るアンモニアに反応して近づく。つまり、少年が用を足している最中に手から落としてしまったことでカンディルが尿のアンモニアに反応し、尿道に入り込んだのだ。自身よりもはるかに狭い中も進むことができるため、少年の膀胱まで達してしまった。

病院は当初、医療用の特殊なピンセットでつまみ出そうと試みたが、カンディルがツルツルしてつかめず、尿管結石の際に用いられる尿管鏡を使い摘出した。あまりの出来事に少年がトラウマにならないよう、カウンセリングも行われたという。アマゾン川流域の住民の間では、カンディルによる同じような事例もあり、男女問わず恐れられているのだとか。

米ソーシャルニュースサイト「Digg」ではこの不思議な出来事を伝えるニュースが5月17日に投稿されると、1日半で330件ものコメントが集まった。「これは今まで読んだ記事で最も痛い話だ」「バカな魚に祈りを捧げよう」などの声のほか、「彼は何でトイレに魚を連れて行ったんだ?」というもっともな疑問も。いずれにせよ、カンディルに出会ったら要注意ということだけは覚えておいたほうがよさそうだ。

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