8月8日にブログで、“思い出の地”渋谷109にある自身のアパレルブランド「wc」の店舗を閉店すると発表した若槻千夏が、その理由を説明している。

11日に更新されたエントリー「情報解禁と改めてご報告。」では、まず、「ここまで閉店の件でお騒がせするとは思わず Yahoo!トピックスを見てただただ驚くばかりでした…ご心配おかけしました。申し訳ないです。ごめんなさい」と、ブログでの告知が予想以上の反響になってしまったことをお詫び。先の発表では渋谷と原宿の2店舗を閉め、特に渋谷については「109とお別れするのはとても悲しい事」「その悲しさを希望に変えてこれからも頑張ります」とつづったことでさまざまな憶測を呼んでしまったが、今回は改めて閉店の理由と今後の展開について説明している。

それによると、2店舗の閉店は前向きな選択で、「これは新たなチャレンジの始まり」とのこと。実は10月1日に渋谷センター街に路面店をオープンするのに加え、来年の春には東京スカイツリータウンに出店することが決まったそうだ。

若槻は今年に入り、「大好きな渋谷という街でwcだけのお店を出すことが新たな目標」となり、自らの足でお店探しをしていたという。そして「こんな時代に単独店で生き抜く事はすごい大変なチャレンジだと周囲には言われます。しかし私は楽だった事がありません。笑　常にバカみたいな選択ばっかしてきたかもしれません。けど　死ぬまでこのバカでむちゃな生き方を続けようと決めました」と、強い決意をにじませている。

また、新たにオープンするセンター街とスカイツリーの両店舗については「センター街を世界から注目されるファッションストリートとして盛り上げられるブランドになれたらなと思っています。そしてスカイツリーという日本のシンボルに関われる事 本当に光栄に思います」とつづり、「今後共 夢に向かって走り続ける永遠少女な千夏ちゃんとwcへの応援どうぞ宜しくおねがいします!!」とファンへメッセージを贈った。

若槻は8日に更新されたエントリー「みなさまにお礼と報告。」で「実はみなさまに大切なもしかしたら残念なお知らせがあります」とした上で、「8月31日をもって渋谷109のwcが閉店です。そして8月21日に原宿WEGO内のwcも閉店です」と報告。109は若槻にとって「10年前に109のカリスマ店員になりたくて109に行き その憧れていた地でスカウト」された思い入れの強い場所だった。