クリス松村が「ラ王」買いすぎた、歴史が終わると思い“旧ラ王”山積み。

2010/09/02 18:21 Written by Narinari.com編集部

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18年間にわたって続いた日清食品の「ラ王」が終わりを迎える――と、ネットで大きな騒ぎとなったのは7月のこと。「ラ王、終わる。」の強烈なコピーを添えた広告を信じ、長年親しまれてきたブランドの終焉を悲しむファンが続出したのは記憶に新しいところだ。しかし、8月24日に同社より新生「ラ王」が発表され、結局ブランドは無くならず、リニューアルだったというオチに。これを受けて怒りとも、拍子抜けとも取れる声が再びネットに溢れることになったが、芸能界にも一人、「ラ王」の終焉を真剣に悲しんでいた人がいる。

それはフィットネス・インストラクターの傍ら、「クイズ!ヘキサゴンII」(フジテレビ系)などにタレントとして出演しているクリス松村。彼は7月29日付けの公式ブログのエントリーで「私も大好きだった日清の『ラ王』が、生産終了だそうです…。日清さんの製品では『めんコク』に続くショックです。30日は、『ラ王追湯式典』がweb上であるそうなので私も行ってみます」と、ファンの一人として「ラ王、終わる」に衝撃を受けていた。

そして“復活”が発表されたあと、9月1日付けのエントリー「山積みラーメン」では、ブランドがなくなると思い、大量に買い込んでしまったという、「ラ王」を愛するがゆえのエピソードを披露している。

同エントリーには少なくとも十数個の「ラ王」を積み上げた、段ボールで箱買いしたと思われる写真を添え、「今、一生懸命、食べています」と、「ラ王」を消費するために頑張っていることを告白。「歴史が終わる」と聞いてたくさん買い込んだものの、早くも“復活”することを知り、「そちらも早く食べてみたい」と思いながら「旧ラ王」を食べているそうだ。

生まれ変わった「ラ王」にも「期待します」としており、決して怒っているわけではないが、「とりあえず、この山積みの旧ラ王を片付けなくては(笑)」と、“片付ける”という表現がなんとも切なさを醸し出している。

ヘビーに「ラ王」を愛するがゆえに招いてしまった事態だが、そこは保存がきくカップめん。9月8日の新生「ラ王」発売(関東甲信越・静岡地区で先行)の暁には「旧ラ王」は後回しにして、存分に新しい味を楽しんで欲しいものだ。


☆「ラ王」騒動プレイバック

日清食品は8月2日で生タイプめんの「日清ラ王」の生産を終了するのに合わせ、「ラ王、終わる。」の広告を展開。Twitterを利用した特設ウェブサイト「ラ王追湯式典」を開設したところ、生産終了を惜しむ「追湯 (ツイートウ) 」が20万件以上も寄せられるなど、大きな反響を巻き起こした。それ以外にも、TwitterやSNS、2ちゃんねるなどは悲しみの声に包まれたが、8月24日に、日清食品が「技術イノベーションとマーケティングの総力を注ぎ込み」開発したという新しい「ラ王」2商品を発表。わずか1か月足らずでの早すぎる“復活”に、「ファンの一部は、ネット上などで『閉店商法だ』などと怒っている」(夕刊フジより)状況になってしまった。

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