スペースシャトルが超合金に、バンダイの「大人の超合金」に第2弾。

2010/07/05 12:11 Written by Narinari.com編集部

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バンダイが35年にわたって蓄積してきた「超合金」の技術を結集し、実在する造形物をリアルに再現するシリーズとして展開している「大人の超合金」シリーズ。今年3月発売の第1弾「アポロ11号&サターンV型ロケット」は、その重厚感や1/144スケール(全高約760ミリ)という大きさ、精巧な作りが話題を呼んだが、第2弾は「スペースシャトル エンデバー号」となることが明らかになった。12月3日に発売で、価格は47,250円(税込み)。

第2弾として商品化されるのは、「アポロ11号」と同じく1/144スケール(全高約390ミリ)で超合金化した有人宇宙船「スペースシャトル エンデバー号」。数多くの専門資料や画像、映像から各部の詳細形状・彩色を検証し、忠実に再現したものだ。

「大人の」を謳う同シリーズだけに、その作りはまさに精密そのもの。フライトデッキやミッドデッキといったオービター(※スペースシャトルを構成するモジュールにおいて、実際に地上と宇宙の間を往復する機体のこと)の内部構造や、表面に張り巡らされた耐熱タイル、分割した固体燃料補助ロケットや外部燃料タンク、各種マーキングに至るまで、徹底したこだわりが詰め込まれている。

また、打ち上げから帰還の全行程を完全再現できるのも、同商品の特徴。固体燃料補助ロケットや外部燃料タンクの分離はもちろん、オービターの上部(ペイロード・ベイ)が開閉するため、宇宙空間での作業も再現可能だ。

表面を鏡面仕上げにしたディスプレイスタンドは発射台をイメージ。ディスプレイ台座には「透明プレート」と、富士山上空や海面上空の「フォトシート」が2種類付属しており、好みに合わせたディスプレイが楽しめる。さらに、ディスプレイスタンドにはLEDライトも搭載。点灯させるとスペースシャトルを明るく照らすこともできる。

なお、初回生産分には、宇宙飛行士を発射台まで運ぶNASAの車両「アストロバン」のダイキャスト製ミニカーと、「宇宙飛行士7名」のミニフィギュアが同梱されるという嬉しい特典も。宇宙やテクノロジーが好きな人には垂涎の逸品となりそうだ。

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