ファミリーマートのおにぎり「味付海苔 たまごかけごはん」に続き、セブン-イレブンからも「手巻おにぎり たまごかけ風ごはん」が発売されるなど、いま、コンビニを舞台に再びブームの兆しを見せている「たまごかけごはん（TKG）」。その味については当然好みが別れるものの、ブログやSNS、Twitterにおける評判を見る限りでは、どちらの商品も概ね高い評価を得ているようだ。また、ファミマ版とセブン版を食べ比べる人も多く、変わり種おにぎりから一般的な商品へと、認知度を高めながらそのポジションも変わりつつある。

そうした中、セブン-イレブンはさらなる“たまご商品”を6月22日に発売した。その名も「手巻寿司 たまご混ぜ納豆」。「TKG（たまごかけごはん）」にならって言い換えれば、さしずめ「TMN（たまごまぜなっとう）」といったところだろうか。納豆にたまごを混ぜることでマイルドな味に仕上げ、やや甘めの酢飯との組み合わせが絶妙な味わいを生み出している一品で、早速食べた人たちからは「なかなかいける」「リピートすると思う」といった声も上がっている。手巻おにぎりに続き、こちらも人気を呼んでいるようだ。

ちなみにこの商品は、7月10日の「納豆の日」に向けたセブン-イレブンの納豆商品強化の一環で登場したもの。現在、全国で販売中の「手巻寿司 たまご混ぜ納豆」のほかにも、プレーンの納豆巻、たくあん納豆巻、青じそ納豆巻の3種類が入った「三色納豆詰合せ」、北海道限定の納豆商品などを展開している。

「手巻おにぎり たまごかけ風ごはん」の発売からわずか1週間後に「手巻寿司 たまご混ぜ納豆」を投入するあたりからも、セブン-イレブンの“たまご商品”への力の入れようがうかがえる。果たして次の“たまご商品”も登場するのか、そしてファミリーマート、セブン-イレブンにほかのコンビニも続くのか。しばらくその動向からしばらく目が離せなそうだ。