ファミマに続きセブンも“TKG”、たまごかけごはん風おにぎりを発売。

2010/06/16 07:26 Written by Narinari.com編集部

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頻繁に新商品が投入され、一風変わった具材を使用したものも多いコンビニのおにぎり。各チェーンがアイデアの限りを尽くした多彩なおにぎりが毎週のように登場しているが、セブン-イレブンは6月15日から、新商品「手巻きおにぎり たまごかけ風ごはん」の販売を開始した。販売店舗は全国のセブン-イレブンで、価格は115円(税込み)。

「たまごかけ風ごはん」は、その名の通り卵かけご飯の味を再現したおにぎり。中の具の部分には醤油などを混ぜて味付けした溶きたまごのソース(卵黄のみ使用)を入れ、濃厚でなめらかな口あたりに仕上げている。いたってシンプルながら、醤油で味付けされたごはんと卵黄、そしてパリパリの焼き海苔の組み合わせが強力なハーモニーを奏でるおにぎりだ。

ナリナリドットコム編集部は発売日に東京都内のセブン-イレブン某店を訪れたところ、おにぎりのコーナーは「たまごかけ風ごはん」が一段を占拠するようにズラリと並べられ、「TKG解禁」(※TKG=たまごかけごはん)との貼り紙が掲示されていた。通常のおにぎりの新商品に比べ、かなり熱のこもったプロモーションをしている印象だ。

ちなみに、セブン-イレブン足立島根店のブログによると、「たまごかけ風ごはん」は5月に東京・足立区限定で先行販売されていたそう。「これが…凄い売れてます」という売れ行きで、ブログが更新された5月12日には「余りにも売れてしまい欠品してしまう恐れがあります」とつづっていたほどだ。

この「卵かけご飯をおにぎりにする」というアイデアは、ファミリーマートの“かけごはん風おむすび”シリーズが有名。2009年10月に関東地区限定で同シリーズ第1弾「たまごかけごはん風 おむすび」を発売(→その後、全国で販売)すると瞬く間に評判を呼び、以来、変わり種のおにぎりとして根強いファンを生み続けている。

その後、第2弾の「味噌汁かけごはん風 おむすび」(2010年3月に関東地区で発売/現在は終了)、第3弾の「冷やっこ風ごはん おむすび」(2010年5月に一部地域で発売)を投入。“かけごはん風おむすび”シリーズのラインアップを充実させ、さらなる商品の開発も表明している。

今回、セブン-イレブンが発売した「たまごかけ風ごはん」は、そうしたファミリーマートのようなシリーズ化への布石なのかも含め、今後の展開に注目しておきたいところだ。

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