加護亜依が着物姿でNYを行進、150年前の遣米使節団再現イベントで。

2010/06/08 12:44 Written by Narinari.com編集部

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1860年に徳川幕府が派遣した遣米使節団のニューヨーク訪問から、今年は150年の大きな節目の年。6月6日にニューヨークのセントラルパークで開催されたジャパンデーでは、これを記念して「サムライ・パレード」が行われた。ニューヨーク市警察(NYPD)のマーチングバンドに続いて和装、帯刀姿の侍たちが参列し、サクラの植樹大使として招かれた加護亜依も参加。訪れたニューヨーク市民たちは珍しそうに写真に収めていた。

150年前に使節団がマンハッタンに到着したとき、ブロードウエーには日章旗と星条旗が掲げられ、50万人の市民が詰め掛けたという。今回のジャパンデーでも草の根交流が一層強まったようで、総領事館の西宮伸一大使は「ジャパンデーも150年頑張っていきましょう」と、末永い交流へ意気込みを語っている。

「サムライ・パレード」には着物姿で参加した加護亜依は、「あんみつ姫をイメージしています」とニッコリ。訪米については公式ブログ「ビスケットクラブ」でも触れられており、6月3日にニューヨークへ入り、当日のパレードでは「中には、私を皇室の人だと本気で思ったみたいで……加護乃宮って呼ばれました…………笑。『kagonomiya〜〜〜』」との珍エピソードや、サックス界の大御所・渡辺貞夫と一緒に歌ったことなどを報告している。

ちなみに使節団がニューヨークに着いた日の6月16日には、エンパイア・ステートビルが日の丸をイメージした紅白にライトアップされるそうだ。

遣米使節団は1860年3月29日にサンフランシスコに到着し、パナマを経由しながら、約1か月半をかけて5月14日にワシントンに入り、日米修好通商条約の批准書を交換。その後、ボルチモア、フィラデルフィアを経て6月16日にニューヨークに到着した。護衛船の咸臨丸(かんりんまる)には勝海舟や福沢諭吉が乗船していたことでも知られている。

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