前作の騒動再来? 「ウイニングイレブン2009」のバグ報告相次ぐ。

2008/11/25 09:11 Written by Narinari.com編集部

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いまやサッカーゲームの代名詞的な存在であり、多くのサッカーファンが愛して止まないコナミの「ウイニングイレブン」シリーズ。ライセンスの問題で、一部を除いて実名ではない選手やクラブが多数登場する点には以前から不満の声が聞かれるものの、ハードの進化に合わせながら、リアルな動きを追求してきた同シリーズを高く評価するファンは多い。それだけに新作が登場となればファンは大いに盛り上がるわけだが、最新作「ウイニングイレブン2009」(プレイステーション3/Xbox360)の国内発売となる11月27日を前に、先行発売されている海外版のバグ動画が話題を呼んでいる。

ニコニコ動画やYouTubeには、実際のプレイからバグと思われる箇所を抜き出した動画がいくつかアップされ、いずれの動画も批判的なコメントが寄せられている。どのような動画があるのか、簡単に説明しておくと。

・選手が沼にはまったように、ピッチの芝生の中に埋もれていく。
・ゴールキーパーのジャンプ力がとんでもない。
・ゴールキーパーが芝生の中に埋もれていく。
・選手の腕が有り得ない方向に曲がっている。
・選手がエスカレーターに乗っているように、何もしていないのに移動する。

いずれもゲームの進行ができなくなるような致命的なバグではないが、リアルさを追求している同作だけに、こうしたバグの存在は「粗い作り」という印象を与えてしまっているようだ。

ちなみに、同様のバグは過去の「ウイニングイレブン」シリーズでも報告されていたが、昨年発売された前作「ウイニングイレブン2008」では特に多く報告され、ネットで大きな騒動に発展していた。あれから1年が経ち、新作となってもあまり状況が改善されていないことに、いらだちを隠せないファンも少なくない。

また、こちらも昨年同様、ネット対戦ができるネットワークモードでのタイムラグが発生し、ゲームにならないとの批判もチラホラと出ている。例えば、タイムラグによって突然選手がワープしたりする、といった具合だ。

いずれの問題も海外版の話で、国内版では修正されている可能性もまだ残されている。果たして国内版は、快適に、そして没入して「ウイニングイレブン2009」を楽しみたいと願うファンの期待に応える仕上がりになっているだろうか。

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