TM NETWORKのメンバー・木根尚登が小室哲哉の逮捕にコメント。

2008/11/04 16:26 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


globeとともに、TM NETWORKとしても活動している小室哲哉の逮捕を受け、メンバーの木根尚登が公式サイトの会員向けページでコメントを発表している。

木根尚登はまず「TM NETWORKをずっと応援してくれている皆さんには、ご心配をおかけして申し訳ございません」と謝罪。そして小室哲哉については「僕は共に音楽を創ってきた友人として、今までも、これからも彼と出会えた事のよろこびと感謝の思いは変わりません。そして彼をリスペクトする気持ちも変わることはありません」と、現在の胸中を述べている。

その上で「多くの方が、彼に悪いイメージをもたれたかも知れませんが、彼が作った音楽がたくさんの人達に勇気を与えてきたことも事実だと思います」「僕は、彼がゼロから立ち直る力も持っていると思います。だから僕は、TM NETWORKの復活もあると信じています」と、現実的にはTM NETWORKの今後については流動的ではあるものの、可能性に含みを残しているようだ。

木根尚登と小室哲哉が音楽活動を共にし始めたのは、1970年代後半から1980年代初頭にかけての頃。TM NETWORKの「前身」のバンド、SPEEDWAY(木根尚登がリーダー)に小室哲哉が途中参加したことがきっかけだった。SPEEDWAYには木根尚登の小学校時代からの友人である宇都宮隆も参加していたが、1983年に小室哲哉の呼びかけで、小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登の3人によるTM NETWORKが結成され、後の成功へと繋がっていく。

TM NETWORKは1984年にシングル「金曜日のライオン」とアルバム「RAINBOW RAINBOW」でデビュー。1990年にTMNへ改名した後、デビュー10周年の節目となる1994年に活動を終了するも、1999年には名前をTM NETWORKに戻して、再び活動を続けていた。

代表曲はアニメ「シティーハンター」のエンディングテーマ「Get Wild」や、映画「ぼくらの七日間戦争」の主題歌「SEVEN DAYS WAR」、映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の主題歌「BEYOND THE TIME 〜メビウスの宇宙を越えて〜」など多数。

なお、かつてサポートメンバーを務めていた松本孝弘が、その後稲葉浩志と共にB’zを結成して大成功を収めたほか、同じくサポートメンバーだった浅倉大介がaccessを結成してヒットを連発したことは、有名なエピソードとして知られている。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.