ヤンキースの松井秀喜外野手が心境告白、「日本復帰」の可能性は?

2008/03/13 16:24 Written by コ○助

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高年俸ながら期待ほどの成績が残せず、守備も悪くて故障も多いと、最近の松井秀喜外野手の評価は手厳しいものばかり。日本で「巨人の不動の4番」として活躍していた頃の評価から一転、米国のファンやメディアからは辛辣な言葉を浴びせられる機会が増え、昨年は米スポーツ専門誌スポーティング・ニューズの「年俸払い過ぎランキング」で2位に選ばれてしまったほどなりよ(※松井選手の年俸は1300万ドル=約14億円)。ヤンキースに移籍して以来、松井選手を重用していた「恩師」のジョー・トーリ監督も昨オフに退任。後ろ盾がなくなり、2008年は今まで以上に風当たりの強いシーズンになると予想されるなりね。

そんな松井選手が、現在発売中の「週刊文春」に「レギュラー争い」や「日本球界復帰の可能性」などについて語っているなり。昨オフはトレード要員として名前が挙がるほど、かつての輝きは失われ、苦境に立たされている松井選手の今現在の心境はどのようなものなのか、赤裸々に語っているなりね。

「いままでと立場が違うことは十分分かっています」
「今年は、特に守備については、ほとんど評価ゼロだから」
「契約のことを考えれば、今年が大事な年になるのは分かっています」
「(ヤンキースに)しがみつくという気はない」
「(日本球界に)戻るのも勇気がいることでしょう。(自分がメジャーの魅力に)とりつかれているかは分からないけど、僕は戻りたいという気持ちがないから。その選択肢はない」

松井選手自身としても、相当な危機感を持って2008年を迎えていることがよく分かるなりよ。ナショナル・リーグの最優秀監督に選出されたこともある切れ者、ジョー・ジラルディー新監督の構想からは外れ気味で、レフトの先発候補に自分が入っていないことも自覚しているそう。

もしメジャーで上手く行かなくなったときには、また日本でプレーを……と願うファンは多いなりが、日本球界復帰の可能性について、松井選手は「僕は戻りたいという気持ちがない」とキッパリ否定しているなりよ。これまで古巣の巨人や、ドラフトの頃からファンを公言していた阪神への「移籍」が噂されたことがあるものの、その可能性はゼロのようなり。

昨年11月にひざの内視鏡手術を受けた影響が、今シーズンにどの程度表れるのかは不安なところなりが、かつての輝きを取り戻すような活躍に期待したいなりね。

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