審査員を務めたオール巨人がM-1を総括「審査は本当に難しい」。

2007/12/30 16:01 Written by コ○助

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「M-1」史上初、敗者復活戦を勝ち抜いたサンドウィッチマンが4,239組の頂点に立ってから早1週間。この間、サンドウィッチマンの公式ブログには祝福のメッセージが殺到したほか、敗れたお笑い芸人や準決勝の審査員もブログに思い思いの感想を綴るなど、その内容に賛否はあれど、放送終了後も盛り上がりを見せているなりよね。当事者たちの「生の声」がダイレクトに届くのは、ネット時代ならではなりよ。

そうした中、決勝戦で審査員を務めた7人(島田紳助、松本人志、上沼恵美子、ラサール石井、オール巨人、大竹まこと、中田カウス)の1人、オール巨人が、自身のブログの29日付けエントリーで「M-1」を総括するコメントを発表しているなり。オール巨人は吉本興業の重鎮ながら、「M-1」の審査員は今回が初めて。冷静かつ率直に、感想を綴っているなりよ。

「今回優勝した、サンドウィッチマンも他局の大阪のコンテストでは、お客さんの点数が低くて最下位だった事もあるし、審査は本当に難しいです」
「今回のM-1は、紳ちゃんが望んでいた、真のM-1の形だったと僕は思います。(話はしてませんが・多分)無名の(知名度が低い)漫才師が彗星のごとく現れて、優勝の栄冠に輝く!是がM-1です!」
「(キンコンは)漫才に掛ける熱意と練習量に感心した」
「(トータルは)この一年間の勉強の成果と上達に感動した」

オール巨人は最終決戦でサンドウィッチマンに票を入れているなりが、敗れたキングコングやトータルテンボスも高く評価していた様子。このエントリーに対しては「視聴者には熱意も練習量も勉強も関係ない」「サラリーマンだって熱意より結果が求められる」「その瞬間が面白いかどうかで審査すべき」との見方がある一方、「過去に共演し、可愛がっていたキングコングやトータルテンボスではなく、私情を捨ててサンドウィッチマンに票を投じた姿勢は評価できる」「キンコンやトータルに『面白い』と一言も書いていないのが巧い」「7人の審査員の中にテクニックを吟味する人がいても良い」と評価する見方も多いなりよ。

どう感じるかは受け取り手次第ではあるなりが、こうして審査員の声が伝わってくるのは素直に面白いなりよね。ほかの審査員の声も聞いてみたいものなり。

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