ケータイユーザーの「満足度」、最も支持されているメーカーは?

2007/11/13 23:28 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


いつでも好きなタイミングで、安く機種変更ができない現在の日本のシステムでは、ほとんどの人が一度購入すると最低でも1年近くは付き合うことになる携帯電話の端末。長い期間利用するものだけに、「買って良かった」「快適に使えて嬉しい」と思わせてくれる端末に出会えると、その端末はもちろん、メーカーにも一際愛着を感じるものなりよね。逆にどんな些細な不満でも、毎日少しずつ蓄積していけばやがて大きな不満へと発展、端末やメーカーに良いイメージを抱かなくなる可能性があるので、できるだけ購入する前に入念な下調べをするという人も多いと思うなり。

コ○助はかつて、ソニー・エリクソンが大好きだったなりが、ジョグダイヤルを捨てた(最近、復活傾向にあるなりが)頃から急速に愛着がなくなりはじめ、今はもっぱらカシオ計算機の端末が好きなりよ。現在はauの「W51CA」をメインで利用しているなりが、使い勝手は上々、機能的にも何ら不満はなく、すっかりカシオ計算機贔屓になってしまったなりね。恐らくは、次に端末を変えるときにはカシオ計算機製の端末を選ぶことになるのではないかと。それほど「W51CA」に、そしてカシオ計算機には「大満足」なりよ。

「満足」の基準は人それぞれなので、きっと100人いれば100通りの「満足の仕方」があるはずなりが、いったい、どのメーカーが最も「満足度」で支持されているのか、そのあたりをJ.D.パワー アジア・パシフィックが調査しているなりね。調査はNEC、カシオ計算機、京セラ、三洋電機、シャープ、ソニー・エリクソン、東芝、パナソニック、日立製作所、富士通、三菱電機の11社が対象で、評価項目は「サイズ・デザイン」「故障・バッテリー」「操作性・機能」「メール」「カメラ」「インターネット」の6つとなっているなり。

◎2007年日本携帯電話端末顧客満足度調査
・「満足度」で1位に輝いたのは、2004年の調査開始以来初めて三洋電機に。
・三洋電機は唯一、各評価項目が業界平均をすべて上回った。
・僅差の2位に日立製作所が続き、以下、ソニー・エリクソン、カシオ計算機、富士通、京セラ、シャープ……と続く。

ということで、意外にも(?)「満足度」が非常に高いとの評価を受けたのは三洋電機だったなり。日本の端末メーカー別シェアは1位がシャープで、以下東芝、NEC、富士通、ソニー・エリクソン、三菱電機、三洋電機、カシオ計算機、日立製作所、京セラと続くなりが、奇しくもシェアの小さい三洋電機と日立製作所がこの「満足度」調査ではワンツーフィニッシュを決めているなりよ。売れ線ではなくとも、高い品質を誇る端末を作り続けていることがユーザーに支持されていると言えそうなり。

ちなみに、三洋電機は携帯電話事業を京セラに売却。京セラはシャープに次ぐ国内第2位のシェアを持つ端末メーカーとなるなりね。三洋電機の品質を引き継ぎ、シェアを伸ばして、ユーザーの評価を下げることなく新しい端末を世に送り出し続けていけるか、京セラの今後の舵取りに注目しておきたいところなり。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.