亀田父が興毅に贈った手紙は盗作? 「侍ジャイアンツ」に酷似。

2007/10/16 05:17 Written by コ○助

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一連の反則問題をめぐり、15日に日本ボクシングコミッション(JBC)から処分が発表された亀田一家。試合中にプロレスのような「投げ」を見せた亀田大毅選手は「ボクサーライセンスの1年間停止処分」、反則を指示していた父・亀田史郎トレーナーは「セコンドライセンスを無期限停止処分」、同じく興毅選手には「厳重戒告処分」と、かなり厳しい処分が下ったなりよ。世間からの風当たりも強く、これまでメディアに持ち上げられてきた亀田一家は、一転して奈落の底へと突き落とされたなりね。

そんな窮地に立たされている亀田一家、この騒動の余波というには少しかわいいなりが、これまで話題にもならなかったような「ある事」が、いま、ネットで話題を呼んでいるなりよ。2006年にTBS系の「Jスポーツ」内で紹介された、亀田史郎氏が世界王者となった興毅選手に宛てた手紙が、梶原一騎原作のスポ根マンガ「侍ジャイアンツ」の川上監督の言葉に酷似しているというなりね。なんで1年も前の手紙が今になって……という気もするなりが、注目度が高まっている今だからこそ、こうしたボロが出てきてしまうのかも。

問題の手紙と川上監督の言葉は、次のとおりなり。

◎亀田史郎氏から興毅選手に贈られた手紙(原文ママ。誤字あり)
興毅 ほんとうにおめでとう
お前はもう親父だけの者ではない
今や世界の亀田興毅になったんじゃ
それも山あり谷ありの厳しい勝負の道をひたすら
歩み続けたからこそ今日の栄光が会った
しかしボクシングの道は終った分けではない
これから厳しいボクシング道が待ってる
興毅よ万丈の山はいくつはばまおうとも
戦陣の谷に何度も落ちようとも前え 進め
最後に 本当におめでとう 親父

◎「侍ジャイアンツ」最終回で川上監督が番場蛮に贈った言葉
番場よ、本当におめでとう。
おまえはもうジャイアンツだけのサムライではない。
今や世界のサムライになったんじゃ。
それも山あり谷ありの厳しい勝負の道を
ひたすら歩み続けたからこそ、今日の栄光があった!
しかし、野球の道はこれで終わったわけではない。
これから厳しい野球道が待っている。
サムライよ、万丈の山がいくつ阻もうと、
千尋の谷に何度落ちようと、前へ進め!
その前途を祝って、もう一度言わせて貰おう。
番場蛮、本当に、おめでとう!
巨人軍監督 川上哲治

読み比べれば一目瞭然。固有名詞や言い回しを若干変えているだけで、基本的には全く同じと考えて間違いないなりよ。この手紙は父から息子へ宛てられた私的なものなので、特に盗作だったからと罰を受けるわけではないなりが、「世界戦のあとに贈られた感動の手紙」というには、ちょっと間抜けな感じはするなりよね(笑)。

それにしても、この一致を発見した人がスゴイなり……。

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