素晴らしいプレーで時に熱くさせてくれたり、時に感動させてくれるスポーツ選手たち。10月に入って2007年も大詰めを迎えているけれど、こうしたスポーツ選手たちには今年も多くの興奮を味わわせてもらったのだ。また、新たなヒーロー、ヒロインも多数生まれている。

こうした中、オリコンが10月8日の体育の日を記念して「好きなスポーツ選手」調査を実施し、男性部門と女性部門のベスト10が発表されたのだ。この調査は、「オリコン・モニターリサーチ」会員の中・高校生〜40代の男女2000人を対象に9月13〜18日に行われたもの。結果を見る前に、中央調査社が今年7月に実施した「最も好きなスポーツ選手」を見てみると、

1. イチロー（野球）
2. 松井秀喜（野球）
3. 長嶋茂雄（野球）
4. 松坂大輔（野球）
5. 王貞治（野球）
6. 中村俊輔（サッカー）
7. 浅田真央（フィギュアスケート）
8. 金本知憲（野球）
8. 宮里藍（ゴルフ）
10. 福原愛（卓球）

となっている。ベスト10のうち6人が新旧の野球選手となっており、特に上位を独占していることが印象的だったのだ。女性選手が上記のほか、16位の荒川静香選手と安藤美姫選手のみとなっている。

さて、今回のオリコンによる調査の男性部門ベスト10は、

1. イチロー（野球）
2. 中村俊輔（サッカー）
3. 松井秀喜（野球）
4. ダルビッシュ有（野球）
5. 金本知憲（野球）
6. 石川遼（ゴルフ）
7. 藤川球児（野球）
8. 前田智徳（野球）
9. 田中将大（野球）
10. 北島康介（水泳）

またもやシアトル･マリナーズのイチロー外野手が1位となっているのだけど、中央調査社のものと違って現役選手が対象となっているにもかかわらず、今回の調査でも男性部門では10人中7人が野球選手となっている。女優のサエコとのできちゃった結婚で話題となった日本ハムのダルビッシュ有投手や、ルーキーながら11勝を挙げた楽天の田中将大投手、日本タイ記録の46セーブを挙げた阪神の藤川球児投手など、今年話題の選手たちが多数選ばれているのだ。広島の前田智徳外野手は、2000本安打を達成した際にメディアに取り上げられて感動的なエピソードが要因となっているのかも。

このほか、“ハニカミ王子”として話題になったゴルフの石川遼選手が6位に入っているのだけど、“ハンカチ王子”こと早稲田大学の斎藤佑樹投手や、ボストン･レッドソックスの松坂大輔投手がランク外なのは意外なのだ。

一方、女性部門のベスト10を見てみると、

1. 浅田真央（フィギュアスケート）
2. 浅尾美和（ビーチバレー）
3. 谷亮子（柔道）
4. 安藤美姫（フィギュアスケート）
5. 高橋みゆき（バレーボール）
5. 栗原恵（バレーボール）
5. 福原愛（卓球）
8. 潮田玲子（バドミントン）
9. 宮里藍（ゴルフ）
10. 木村沙織（バレーボール）

フィギュアスケートのシーズンが本格化していないにもかかわらず、浅田真央選手と安藤美姫選手の人気は相変わらず高いことがうかがえる。また、ビーチバレーの浅尾美和選手は男性からの熱烈な支持を受けて2位となっており、世界柔道で「ママでも金」を達成したためか谷亮子選手がベスト3に食い込んでいるのだ。バドミントンの「オグシオ」コンビは、チュートリアルの徳井義実との熱愛が報じられた潮田玲子選手のみがランクイン。その相方である小椋久美子選手を抑えてバレーボール選手が3人も選ばれているのだけど、アイドル的人気を得ている菅山かおる選手はベスト10に入っていないのだ。