「好きなスポーツ選手」調査でイチロー3連覇、早大・斎藤もランクイン。

2007/06/20 23:57 Written by コジマ

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野球を愛する人だけでなく、国民的な英雄となっているシアトル・マリナーズのイチロー外野手。メジャー移籍7年目となる今年も、連続盗塁成功のア・リーグ記録(45個)や連続試合安打の球団記録(25試合)に続いて、今月18日にはア・リーグ最速となる100安打を達成。打率も.358で2位に浮上し、33歳の現在も一流選手であり続けているのだ。

19日のピッツバーグ・パイレーツ戦では、9日にメジャー昇格した桑田真澄投手と試合前に談笑。もうちょっとで対戦が見られるところだったのだけど、登板した桑田投手に対して並々ならぬ感情を抱いたようなのだ。

こうした中、中央調査社が行った「人気スポーツ調査」の「最も好きなスポーツ選手」という項目で、イチロー外野手が3年連続で1位に選ばれた。しかも、性別・年代別すべてで1位という圧倒的な人気ぶりなのだ。

この調査は、中央調査社が1993年から毎年行っているもので、今年で15回目となる。「最も好きなスポーツ選手」では、1位のイチロー外野手に続いて大リーグ、ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜外野手が3年連続で2位となった。松井外野手は03、04年の調査で1位だったものの、05年からイチロー外野手に首位を明け渡しているのだ。05年はイチロー外野手がシーズン最多安打メジャー記録樹立後の調査なので、その辺が絡んでいるのかも。

このほか、根強い人気を誇る元祖・国民的英雄の長嶋茂雄・巨人終身名誉監督が3位に選ばれ、4位にはボストン・レッドソックスの松坂大輔投手。03年の17位以来トップ20に入っていなかったのだけど、メジャー移籍で人気が復活しているようなのだ。続いて、王貞治・ソフトバンク監督が5位で、長嶋監督、王監督に続いて日本代表を率いることとなった星野仙一監督は14位だった。また、注目の早大・斎藤祐樹投手も20位となっているのだ。

サッカーで最も人気が高かったのはスコットランド・プレミアリーグ、セルティックの中村俊輔選手(6位)、フィギュアスケートでは浅田真央選手(7位)、プロ野球の現役選手では阪神の金本知憲外野手(8位)となっており、ゴルフの宮里藍選手(8位)と卓球の福原愛選手(10位)も選ばれているのだ。

一方、好きなプロスポーツを聞いたところ、1位は野球で2位はサッカー、3位は相撲だったのだけど、年々、少しながら野球の得票数が減少し、サッカーの得票数が増加している。20代に限ってはサッカー55%、野球48.4%とサッカーが上回っているのだ。

大相撲では「好きなスポーツ選手」の項目で高見盛関がトップ(総合11位)、魁皇関が2位(総合15位)だったものの、「好きな現役力士」の項目では、朝青龍関が1位、高見盛関が2位、千代大海関が3位となっており、新横綱の白鵬関は4位だったのだ。

また、好きなプロ野球チームは1位が巨人、2位が阪神、3位がソフトバンク、好きなJ1サッカーチームでは1位が浦和レッズ、2位がガンバ大阪、3位が名古屋グランパスエイトとなっているのだ。

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