7月に所属する吉本興業との契約が打ち切られ、8月末には公式ファンクラブ「FCコムック」が突然運営停止となるなど、なにやら小室哲哉の周辺が慌ただしく変化している昨今。最近の目立った話題といえば4月から尚美大学芸術情報学部音楽表現学科の特任教授に就任したこと、かつての恋人の華原朋美が事務所を解雇された（6月）際に名前が出たこと、globeのマーク・パンサーの妻が麻薬所持で逮捕されたことくらいで、本業の音楽活動に関する話題はほとんどないのが現状だったなりよね。

所属事務所も決まらず、半ば「浪人」とも言える状態が続いていたわけなりが、ようやく新しい動きが見えてきたなりね。11月2日と3日に、神奈川・横浜の「パシフィコ横浜大ホール」で行われる「楽器フェア2007」にTM NETWORKの3人（宇都宮隆、木根尚登、小室哲哉）が再結集、久しぶりにライブを実施するなりよ。これはファンの間ではかねてから話題となっていたなりが、その先の活動についても展望が明らかになったなりよ。

当初は「楽器フェア2007」のみの「復活」だと見られていたなりが、これをきっかけにまたTM NETWORKとしての3人で活動するプランが浮上。2004年2月25日に発売した「NETWORK TM」以来、実に3年半ぶりとなるシングル「Welcome Back 2」を10月31日に発売するほか、11月26日と27日に東京・渋谷のC.C.Lemonホール（旧渋谷公会堂）、12月3日には日本武道館でライブを行うことになったなりね。

今回の「復活」について小室哲哉は「オリジナルバージョンのアレンジや演奏に重点を置き、楽曲のポテンシャルを引き出す方向で考えています。みなさんが知っている曲を知っているアレンジで連発する予定でいます。TMを通った人には、楽しいライブになると思います」（スポーツ報知より）と、旧来のファンにはたまらない内容になりそうなりよ。

TM NETWORKのメンバーも宇都宮隆と木根尚登が49歳、小室哲哉が48歳と、すっかりオジサマ3人組になったなりが、こうして定期的に「復活」をしてくれるのは、ファンにとっては嬉しいことなりよね。小室哲哉の原点とも言えるTM NETWORKだけに、これからもずっと、末永く活動を続けて欲しいものなり。