1日に「起き抜け」を何回も、「小刻み睡眠」で仕事がはかどる?

2007/09/10 04:57 Written by コ○助

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強い眠気に襲われたときに、仕事や勉強をするのは辛いもの。寝てはいけないと我慢したところで作業がはかどるわけでもなく、一度眠い状態にはまり込んでしまうと、なかなかそこから脱出するのは大変なりよね。そんな「眠気との戦い」に四苦八苦した経験は、きっと誰でも一度や二度では済まないと思うなりよ。

皆さんは、眠気と戦わなければならなくなったときに、どういった対処をするなりか? Narinari.comでも数年前から何度かお伝えしているなりが、近年、話題になることが多い対処法は昼寝。眠気が襲ってきたら10〜15分といった短い時間でも良いので、とにかく昼寝をすると、その後の作業効率がすこぶる良くなることは、いまや国内外で常識となりつつあるなりよね。

これは余談なりが、Narinari.comの2005年9月4日の記事「福岡の進学校で昼寝に関する実験、3人に2人が効果を実感」によると、福岡県久留米市の明善高校では「授業中に寝るくらいなら昼寝の時間を取ったほうが良いのでは」という素朴な疑問から、全学年の男女約1,000人を対象に、1か月に渡って昼食後に15分の昼寝を取った生徒と、取らなかった生徒を比較して授業への集中度を検証。すると、昼寝を取った生徒のうち3人に2人が「頭がすっきりするなど効果があった」と、その効果を実感するに至ったというなり。

また、台湾ではどこの学校でも食事の後に30分の昼寝の時間があり、クラス全員が寝なくてはいけない、というルールがあるそう。グーグーと寝るまでには至らなくとも、机に伏して体を休めなくてはならず、この時間に校庭で遊んだり、ほかのことをしたらダメという徹底ぶりだというなり。こうした取り組みを政府レベルで行うところがあるほど、昼寝は大きなパワーを秘めているなりね。

こうした昼寝のような「ちょっと寝」は大事なことなわけなりが、これをさらに突き詰めた「小刻み睡眠」が非常に良い、という話が「R25」(リクルート)に出ていたなりよ。「小刻み睡眠」とは、「夜にまとめてとる睡眠時間を2回に分け、さらに日中に昼寝をする」(R25より)というもの。「短眠として知られるナポレオンは、まさに小刻み睡眠を実践していたひとり。さらに発明王のエジソン、彼のライバルだったテスラ、イギリス元首相のチャーチル」(同)なども、「小刻み睡眠」を実践していたのだとか。

なぜ「小刻み睡眠」が良いのか。簡単に要点をまとめておくなりね。

・脳は起き抜けが一番回転が速い。
・起き抜けの回数を増やしてあげれば、回転が速い時間が増える。
・「小刻み睡眠」は身体や脳への負担もない。

つまりは、通常「夜寝て朝起きる」生活では1日1回しか訪れない脳の回転が速い時間帯(=起き抜け)のポイントを、1日のうちに何個も作るということ。まあ、短い睡眠時間だと、起きること自体が大変だったりするものなりが(笑)。

実は、コ○助は意識して実践しているわけではなかったなりが、春先から自然と「小刻み睡眠」の生活を送っているなりよ。平日、寝るのは毎日朝6〜7時で、起床は10時。昼12時過ぎに仕事場の移動をするため、電車内で必ず15分昼寝。日中は仕事を続けて、帰宅時に同じく電車内で必ず15分昼寝。自宅で晩ご飯を食べたら1時間ほど寝て、あとは朝6〜7時まで仕事、と。ヘンテコな生活サイクルではあるなりが、案外これで上手く仕事が回っているなりね。少なくとも、コ○助には「小刻み睡眠」は合っているようなり。

「小刻み睡眠」、気になる人はぜひ一度お試しあれ。

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