子役としてデビューし、映画「EUREKA」や「害虫」で女優としての地位を着実に築いてきた宮崎あおい。近年は映画「NANA」の大ヒットや、NHK連続テレビ小説「純情きらり」の好演で大ブレイクし、来年のNHK大河ドラマ「篤姫」での主演（史上最年少）も決定。今年5月には、日韓合作の主演映画「初雪の恋　ヴァージンスノー」が公開され、いまノリにノっている女優の1人なのだ。

そんな宮崎あおいの初ロマンスが報じられたのは、昨年の7月のこと。お相手は、映画「パッチギ！」で第20回高崎映画祭最優秀新人俳優賞を受賞した俳優・高岡蒼甫で、スクープした写真週刊誌「フライデー」は、高岡蒼甫が宮崎あおいの自宅マンションに通っていたことから「同棲生活」と伝えていたのだ。

宮崎あおいの所属事務所は一応否定しており、その後は破局したとの報道もあったのだけど、先月12日に行われた「初雪の恋　ヴァージンスノー」の舞台挨拶では相手の名前を明かさなかったものの、純愛中であることを示唆。そして約1カ月となる今月15日、電撃入籍が発表されたのだ。

2人が知り合ったのは7年前だそうで、トップ女優となった宮崎あおいだけでなく、「パッチギ！」の好演で注目された高岡蒼甫も映画やドラマ、舞台への出演が続くというお互いが多忙な中も、しっかりと結び付いていたみたい。宮崎あおいは妊娠しているわけではなく、2人は連名で「新たな気持ちで仕事に取り組み、幸せな家庭を築いて参りますので、よろしくお願い申し上げます」というコメントを発表しており、今後も仕事を続けていくようなのだ。挙式や披露宴は未定とのこと。高岡蒼甫は、自身のブログでも結婚を報告している。

宮崎あおいが人気絶頂なうえにまだ21歳ということもあって、この結婚を嘆く声が聞こえてきそう。また、高岡蒼甫のブログでの発言を巡って2ちゃんねらーと罵倒合戦を繰り広げた経験があることから、ネットではかなり辛らつな感想が飛び交っているのだ。

とはいえ、妊娠が発覚して焦っての結婚ではなく、互いが熟慮したうえでの入籍。高岡蒼甫もブログで〈まだまだ自分は未熟で仕事上の立場も彼女のほうが明らかに上です。これが本当の格差婚ですね。〉とおどけながらも、〈長い年月精神的な支えになってくれた彼女をこれからも大切にし、自分自身も結婚ということを機に今以上に責任を持って家族を守っていけるよう仕事を頑張っていきます。〉との決意を述べているし、〈向日葵のような存在〉としている宮崎あおいとの二人三脚がいつまでも続くように祈るのだ。おめでとさん。