アジア系の父とフランス系米国人の母を持つリア・ディゾン。2005年からネットで話題になり、昨年には“グラビア界の黒船”として日本進出、歌手デビューも果たし、最近はメディアに露出する機会も増えている。その絶妙な和洋折衷ぶりは、見事の一言に尽きるのだ。
こうした東洋+西洋のハーフ人気は近年高まっているようで、木村カエラや土屋アンナ、ベッキー、加藤ローサ、クリスタル・ケイ、伊藤由奈、アンジェラ・アキ、滝川クリステルなど枚挙に暇がないほど。沢尻エリカも、実はアルジェリア系フランス人と日本人のハーフなのだ。
こうした中、ブレイク寸前の次世代ハーフ美女を
ゲンダイネットが特集。日本でハーフ美女がモテる理由も解析しているのだ。
ゲンダイネットが挙げているのは、加藤美佳、小川瀬里奈、藤谷ナミィ、ハーモニ、LIZA(リーザ)などなど。聞いたことのない名前が多いので、順にご紹介を。
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加藤美佳父が日中ハーフ、母が日米ハーフの22歳。本名にはレイラニというハワイアンネームが苗字と名前の間に挟まる。「仮面ライダー555」や「ギャルサー」、「たったひとつの恋」、「嫌われ松子の一生」、「新美味しんぼ」、「ヒミツの花園」とテレビドラマに多数出演しており、まさにブレイク寸前なのだ。長澤まさみに似ているのも特徴かも。
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小川瀬里奈父がイタリア人、母が日本人の20歳。CM出演やテレビ出演も増えているグラビアアイドルで、父がカフェ経営者、母がオペラ歌手のためか、趣味はケーキ作りと歌だそう。イタリア生まれでイタリア語もペラペラ。将来、NHKのイタリア語講座に出演するかも。
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藤谷ナミィ父が英国人、母が日本人の17歳グラビアアイドル。英国生まれで、2年前に日本へ移住。DVDではかなり過激なポーズや衣装を着ているのだ。
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ハーモニ父が米国人、母が日本人の17歳。歌手デビューを控えており、目標は世界で通用するR&Bシンガーだとか。父もミュージシャンだそうで、ポスト・クリスタル・ケイの座を射止めることができるか、注目なのだ。
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LIZA父がドイツ人、母が日本人の17歳。ファッション誌「
JJ」の専属モデルで、NHK「ドイツ語会話」やフジテレビ系「めざましテレビ」のレポーターを務めるなど、テレビへの露出も多い。
ゲンダイネットの記事では挙がっていないのだけど、父が石油関連会社の社長で、祖母がフランス映画のプロデューサーだったという“セレドル”、
マリエも人気急上昇。ファッション誌「
ViVi」のモデルだけでなく、最近はユニクロのCMやバラエティー番組など、テレビ出演も増えているのだ。
こうしたハーフ美女がモテる理由を、ゲンダイネットがアイドル研究家を直撃。「ビジュアルの良さや外国語が話せる=知的ということで、憧れの存在。華があるので、テレビ局も使いやすい」「やはり日本人は心の中に欧米コンプレックスを抱えているのでしょう。欧米文化に憧れながら、全面降伏はしたくないというプライドもある。そうした日本人男性の複雑な心理をうまくくすぐっているのが、いまのハーフ美女」と分析しているのだ。
ハーフやクォーターが増えている芸能界、
モーニング娘。には中国からの「留学生」が加入したし、さらに国際化が加速するのかも。