ヤンキース・井川慶投手が結婚、自身のホームページで報告。

2007/02/08 17:48 Written by コジマ

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昨年末にポスティング制度で米大リーグのニューヨーク・ヤンキースに入団した井川慶投手。大リーグの公式サイトMLB.comで15勝11敗、防御率4.46、168奪三振と予想されるなど、ボストン・レッドソックスに移籍した松坂大輔投手(17勝9敗、防御率3.74、180奪三振と予想)とともにその活躍が期待されているのだ。

そんな井川投手だけど、ヤンキースに入団してから妙に明るくなったことが話題になっている。マスコミを嫌い、インタビューは極力避けて、答えても無愛想。それが阪神時代の井川投手のイメージだったのだけど、一転してインタビューでは笑顔がこぼれ、ファンと積極的に関わるなど、まるで別人のよう。日刊ゲンダイが“心配”して精神科医に分析を頼むほどだったのだ。

巷では、「移籍してうれしいんじゃないの?」「新作ゲームソフトを買ったんだろ」「いや、新しいラジコンを手に入れたんだよ」なんて囁かれていたのだけど、その謎がやっと解けた。自身のホームページ「IRON NERVES」で結婚を報告したのだ。

井川投手は、米フロリダ州タンパでの自主トレの状況を報告したあと、〈さて、みなさんにご報告させていただきたいことがあります。〉と書き出し、今オフに入籍していたことを表明したのだ。お相手の年齢などは不詳なものの、「一般の人」だそう。そのため、〈周囲の方々のご迷惑にならないよう配慮した結果、スタッフとも相談し、渡米後に発表しようという結論に至りました。〉としながらも、報告が遅れたことをファンに謝っているのだ。

今回の渡米にも同行しており、すでに食事面などのサポートを受けているようなのだ。井川投手は新たなパートナーについて〈心強く思ってます。〉とし、〈これからは2人で頑張っていきます。〉と決意を新たにしている。

実は、今回報告したのは完全に本人の意思というわけではなく、練習中に球団管理部長が「彼は結婚しているから、プレーに集中できるだろう」と発言したことを受けたものだそう。

これまで阪神の独身寮の退去を拒絶したり、浮いたウワサのなかった井川投手だけに、突然の入籍報告に驚いた人も多いのではないだろうか。マイペースな井川投手だけど、慣れない場所で英語も話さなくてはならない環境なため、さまざまな面でサポートしてくれる人の存在は本当に心強いに違いない。心ゆくまで野球に没頭して欲しいのだ。おめでとさん。

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