豪華レギュラー陣はそのまま、木村拓哉の代表作「HERO」を映画化。

2006/12/07 12:11 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


木村拓哉の代表作のひとつにして、フジテレビの連続ドラマ史上1位に視聴率、かつ民放ドラマ史上初の「全11話30%超え」を達成した「HERO」。今年7月に5年ぶりに特番で復活した際には30.9%の高視聴率を記録するなど、いまだ衰えぬ人気を見せつけてくれたなりよ。中卒、ジーンズ&ダウンジャケット姿の検事という型破りなヒーロー像、悪に立ち向かう正義感溢れる主人公による勧善懲悪型と、分かりやすい設定には賛否があるものの、キムタク人気も手伝ってドラマ史に燦然と輝く作品なのは間違いないなりね。

特番が放送されたことで、今後は「古畑任三郎」シリーズのような展開(連続ドラマ→特番で継続)を期待していたファンも多いと思うなりが、フジテレビが選んだのは「踊る大捜査線」シリーズのような展開(連続ドラマ→特番→映画)。そう、来年9月の公開を目指して映画化されることになったなりよ。

スポーツ各紙の情報を総合すると、脚本をまだ執筆段階のためストーリーは未定ながら、舞台は特番の「地方赴任先の事件が全く起きない村」ではなく、連続ドラマの東京地検城西支部になることは決定。そのため、連続ドラマに出演していた豪華レギュラー陣(松たか子、大塚寧々、阿部寛、勝村政信、小日向文世、八嶋智人、児玉清ら)はそのまま起用されるようなりよ。ストーリーのカギとなる特別ゲストに関しては現在選定中。どんな名前が飛び出すのか楽しみなりよね。

メガホンを執るのは映画版「GTO」や「NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」の鈴木雅之監督。映画のタイトルだけ見ると不安を覚える人もいるかもしれないなりが、基本的にはテレビドラマが主戦場の監督で、連続ドラマ版の「HERO」はもちろん、「29歳のクリスマス」「王様のレストラン」「ロングバケーション」「ショムニ」「スタアの恋」「恋におちたら〜僕の成功の秘密〜」などを手がけた、フジテレビきってのヒットメーカーなりね。勝手知ったる「HERO」だけに、映画版への不安は全くなさそうなり。

「踊る大捜査線」の成功以来、「海猿」「電車男」「大奥(12月23日公開)」「アンフェア(2007年3月17日公開)」「西遊記(2007年夏公開)」と、ドラマと映画のコラボを次々と展開しているフジテレビ。すでに成功が約束されている感もある「HERO」の映画化によって、この流れはさらに加速していきそうなりね。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.