日経MJが選ぶ「2006年ヒット商品番付」、今年の横綱は?

2006/12/02 15:15 Written by コ○助

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昨日発表された「流行語大賞」同様、年末の風物詩的存在として広く知られる「ヒット商品番付」。この一年間に話題となった商品やサービスなどにスポットを当て、相撲の番付形式で発表するのが「ヒット商品番付」なりが、今年もその季節がやって来たなりよ。12月1日付けの日経流通新聞紙上にて、2006年版が発表されたので、まずはどのような番付なのか、見ておくことにするなり。

◎2006年ヒット商品番付(日経流通新聞)
[東横綱]デジタル一眼レフ/[西横綱]ショッピングセンター(SC)
[東大関]ICきっぷ/[西大関]軽Car(軽自動車)
[東関脇]メタボリック対策商品/[西関脇]脳グッズ(ニンテンドーDS Liteなど)
[東小結]ウェブ2.0/[西小結]フルハイビジョン
[東前頭]高校野球/プレミアムビール/キッザニア東京/「ジェットストリーム」(三菱鉛筆)/ワンセグ/高機能洗濯機/MNP(携帯電話の番号継続制度)/ゼイヴェル/「カップシチュー」(ハウス食品)/リゾート投資/「TSUBAKI」(資生堂)/キューピーあえるパスタソースたらこ/手回し充電ラジオ/「レクサスLS460」(トヨタ自動車)/「ガクタビ」(JTB)
[西前頭]「引退」/プレミアムシート/アンチエイジング/「植物性乳酸菌ラブレ」(カゴメ)/新型コンビニ/「本炭釜」(三菱電機)/「エアロソアラ」(タカラトミー)/バッグ/「チョコレート効果」(明治製菓)/高齢者住宅/パーシャルエステ/「オーツーサプリ」(セブンイレブン)/「エネループ」(三洋電機)/「JOBA(ジョーバ)」(松下電器産業)/「のだめ」&「ハチクロ」

※参考
過去3年の東西横綱は、2003年が「デジタルAV機器」と「昭和」、2004年が「韓流」と「アテネ特需」、2005年が「iPod&iTunes Music Store」の一人横綱。

ということで、今年の横綱に選ばれたのは「デジタル一眼レフ」と「ショッピングセンター(SC)」だったなり。「デジタル一眼レフ」は昨年まではキヤノンとニコンの2強が圧倒的なシェアを誇っていたなりが、今年からソニーと松下電器産業の大手2社が相次ぎ参入。競争激化により価格も下がり、例えばニコンが1日に発売した「D40」は本体の店頭価格が6万円前後と、かつて10万円台が当たり前だった「デジタル一眼レフ」に新風を吹き込んでいるなりね。ソニーと松下電器産業も順調にシェアを伸ばしており、来年以降はさらに「デジタル一眼レフ」ブームが起きると見られているなり。

「ショッピングセンター(SC)」は都心に住んでいるとあまり意識することがないなりが、東京の郊外や地方にはボコボコと新しい施設ができているなりよね。たまに地方に行って「ショッピングセンター」を見かけると、一か所に店舗が集中している利便性の高さから、「東京に住むより地方のほうが便利なのではないか」と真剣に悩んでしまうこともあるなりよ(笑)。

個人的に今年印象深かったのは前頭の「JOBA(ジョーバ)」(松下電器産業)。「JOBA」に限らず、乗馬式の健康器具が話題になり始めた当初、パッと見あんなに大きくて、価格も決して安くない健康器具を誰が買うんだろうと思ったものなりが、アレよアレよという間に、大ヒット商品となったなりよね。この手の健康器具のブームはそうそう長くは続かないのが通例だけに、来年どういった扱いになっているのか、気になるところなりよ。

今年の日経MJが選ぶ「ヒット商品番付」、皆さんの印象はどうなりか?

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