auが秋冬モデル12機種、新サービス8種類を一斉に発表(3)。

2006/08/28 20:50 Written by コ○助

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まだ夏前に発表された夏モデルが市場に出揃っていないキャリアもある中、ほかのキャリアに先駆けてauが秋冬モデル12機種を一挙に発表したなり。前々から、10月24日に始まる番号ポータビリティのタイミングに向けて、高機能かつ魅力的な端末を各キャリアが準備していると言われてきたなりが、番号ポータビリティを「絶好機」と睨むauは怒涛のラインアップを揃え、一気に攻勢をかける構えなりよ。

それでは新サービスの紹介に引き続き、新端末12機種のスペックや特徴を見ていくことにするなり。

◎W43K(京セラ)
・2.6インチモバイルASV液晶を搭載。
・手ブレ防止機能付き131万画素AF付きカメラを搭載。
・サブディスプレイ部に4方向キーとタッチセンサー一体型の「センサーリングキー」を採用、閉じたままでも簡単に音楽操作。
・間接照明のようにイルミネーションが点灯する「リングイルミネーション」を搭載。
・3Dサウンド機能やウーファーを内蔵した充電台が付属。
・フルブラウザ「PCサイトビューアー」を搭載。
・「EZ Felica」に対応。ケータイクレジットの「QUICPay」をプリインストール。
・届いたメールの内容を識別し、感情をアイコン知らせる「エモーションメール」対応。
・FMラジオチューナーを搭載。
・赤外線通信機能を搭載。
・外部メモリはmicroSDカード。
・本体色はブルーターコイズ、ナイトブラック、シャイニーシルバーの3色。

「W43K」は音楽機能の使い勝手を向上させた端末。音楽機能の操作を携帯音楽プレーヤーのようにできる「センサーリングキー」を採用したほか、自宅にいるときにも音楽が楽しめるよう、充電台にウーファーを搭載しているなりよ。最近の京セラ製端末はデザイン面の優れた端末が多いなりが、この「W43K」も人気を呼びそうなデザインなり。


◎W41SH(シャープ)
・au初のシャープ製端末。
・2.6インチワイドモバイルASV液晶を搭載。サブ液晶にもモバイルASV液晶を採用。
・横からの覗き込みを防止するベールビュー液晶を採用。
・200万画素カメラを搭載。
・作業を中断せずに他の機能の起動や設定ができる「Task bar機能」搭載。
・フルブラウザ「PCサイトビューアー」を搭載。
・赤外線通信機能を搭載。
・外部メモリはminiSDカード。
・本体色はルミナスピンク、プレシャスホワイト、ノーブルブラック、ブリリアントレッドの4色。

「W41SH」は「ついに」auに登場したシャープ製端末。ただ、シャープ参入への期待が大きかった分、「W41SH」のスペックはやや平々凡々にまとまりすぎているかな、という印象なりよ。尖った機能はないなりが、まずはシャープの端末がauに投入されたことを素直に喜びたいなりね。今後の製品展開に期待したいものなり。

◎W45T(東芝)
・フレンドリーデザイン採用のWIN版「簡単ケータイ」。
・「でかキー」や「でか文字」を採用。
・2.6インチQVGA液晶を搭載。
・324万画素カメラを搭載。
・フルブラウザ「PCサイトビューアー」、ビジネス文書閲覧アプリ「PCドキュメントビューアー」搭載。
・圏内への復帰を早める「ベストコネクト機能」を搭載。
・3種類のアクセス制限と2種類の使用量制限を設定可能。
・SDオーディオ対応の音楽再生機能を搭載。
・赤外線通信機能を搭載。
・外部メモリはmicroSDカード。
・本体色はハーバルグリーン、ムーンリットブラック、フロスティーホワイトの3色。

「W45T」は、従来から東芝が積極的に投入している「簡単ケータイ」の初めてのWIN版。「簡単ケータイ」とはいえ機能的には妥協なく、324万画素もの高画素カメラを搭載しているなりね。圏外から圏内に移動した際、通話ボタンの長押しで圏内への復帰を早める「ベストコネクト」なる機能も便利そうなり。

◎W42SA(三洋電機)
・フレンドリーデザイン採用のWIN版「簡単ケータイ」。
・「でかキー」や「でか文字」を採用。
・2.4インチTFT液晶を搭載。
・198万画素AF付きカメラを搭載。
・テンキーエリアにタッチセンサーを採用、文字が入力できる「手書き入力機能」や暗証番号の代わりに好みの図形をなぞることで設定/解除できる「スムース・ロック機能」搭載。
・フルブラウザ「PCサイトビューアー」を搭載。
・赤外線通信機能を搭載。
・外部メモリはmicroSDカード。
・本体色はレガートホワイト、カプリスピンク、アダージョブラックの3色。

「W42SA」はテンキーエリアにタッチセンサーパネルを採用したことで、携帯電話としては独特な入力方法を実現した端末なりよ。テンキーの部分に指で大きくひらがな、カタカナ、数字、アルファベットを書くと、その文字が画面にテキスト変換されて出てくる仕組み。テンキーでの文字入力が苦手な人には嬉しい機能なりね。まさにフレンドリーデザインなり。

◎W44K(京セラ)
・厚さ15ミリの極薄端末。
・2.4インチASV液晶を搭載。
・メインディスプレイに傷がつきにくい強化ガラスを採用。
・201万画素AF付きカメラを搭載。
・フルブラウザ「PCサイトビューアー」を搭載。
・文字入力のしやすさに配慮した「パネル型フレームレスキー」を搭載。
・届いたメールの内容を識別し、感情をアイコン知らせる「エモーションメール」対応。
・外部メモリはmicroSDカード。
・本体色はスティルネスシルバー、フレグラントピンク、ラストラスブラックの3色。

◎A5522SA(三洋電機)
・厚さ16ミリのスリムボディ端末。
・秋冬モデルで唯一のCDMA 1X端末(WINに非対応の端末)。
・2.3インチQVGA液晶を搭載。
・134万画素カメラを搭載。
・「とじるとロック」「遠隔オートロック」などセキュリティ機能が充実。
・アドレスや電話番号を読み取れる「OCR機能」を搭載。
・赤外線通信機能を搭載。
・防犯ブザーを搭載。
・外部メモリはmicroSDカード。
・本体色はレッドスクエア、プレーンシルバー、グロッシーホワイトの3色。

「W44K」と「A5522SA」はともに薄さが魅力の端末。手に持ったときの感触はまさに「うすっ!」という一言に尽きるなりよ(笑)。とにかく薄い端末にこだわる人は少なくないなりが、「W44K」や「A5522SA」くらい薄ければきっと満足できるはずなり。特にWIN端末で極薄の「W44K」は人気を呼びそうなりね。

ボリューム満点の12機種を揃えてきたauの秋冬モデル。番号ポータビリティの勝者になるべく各キャリアがさまざまな戦略を練っているなりが、まずは先手を打ったauは十分なインパクトを与えたなりよ。今後、同じく秋冬モデルを発表するNTTドコモやソフトバンクがauを超えるインパクトを与えるのは、難易度が高いミッションと言えるかもしれないなりね。どんな端末、サービスが飛び出すのか楽しみなり。

(おわり)

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