「J-PHONE」「Vodafone」「SoftBank」、一番好きなのは?

2006/08/07 06:15 Written by コ○助

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ほかのキャリアに比べると、高い頻度でブランド名が変更されてきた歴史を持つボーダフォン。デジタルホン(1994年〜)、デジタルツーカー(1996年〜)、J-PHONE(1997年〜)、ボーダフォン(2003年〜)と変遷し、今年10月1日にはソフトバンクへの変更が予定されているのは周知のとおりなり。現在のボーダフォンユーザーは、6年に渡って続いたJ-PHONEブランド時代からのユーザーの割合が高いため、「J-PHONE→ボーダフォン」移行の際に味わったサービス名称変更などを、たった3年弱で再び味わう羽目になったことに抵抗を覚える人は少なくないなりよね。

これまでもソフトバンクによる買収発表直後や、7月27日に発表された「ボーダフォンライブ!→Yahoo!ケータイ」「Vアプリ → S!アプリ(ソフトバンクアプリの意)」などの新サービス名称に対して、「やめて欲しい」「番号ポータビリティが始まったら絶対にほかのキャリアに移行する」といった辛口のユーザーからの意見が飛び交っていたなりが、インプレスがさらにダメを押すかのような、「J-PHONE、Vodafone、SoftBank、一番好きなのはどれ?」という、大胆なアンケート調査を行っているなりよ。興味深い結果が出ているので、少し見ておくことにするなりね。

・73.4%もの人が最も好きなブランドとして「J-PHONE」を選択。次いでVodafoneが22.9%、SoftBankが3.7%に。
・「J-PHONE」を選択した理由としては、「いつも期待を裏切らないサービスを提供し続けていた」「流行ってたイメージがあるし、最先端だった」「今からでも遅くない。戻して欲しい」と前向きな評価。
・「Vodafone」を選択した理由としては、「国際的な感じがする」「海外に行く機会が多いから」と企業イメージを裏切らない評価。
・「SoftBank」を選択した理由としては、「福岡の人間だから」「将来性がある」など、やや漠とした評価。

「SoftBank」はまだ具体的な施策を発表しているわけではないので、積極的に「好き」と答えるべき理由が見当たらないのは分かるにしても、3.7%しか「好き」と回答しなかったのは、単純にこれまでのソフトバンクのブランドイメージがそれほど良くないことも一因として考えられるなりよ。新しい船出まであと2か月を切った現段階でこの数字だとすると、順風満帆な航海とは行かなそうな雰囲気なりよね。

逆に大人気だったのは「J-PHONE」。73.4%もの人が今なお消滅した「J-PHONE」ブランドを「好き」と回答していることは驚きなりよ。「ソフトバンクが新しいブランド名をJ-PHONEに戻せば競争を勝ち抜ける」という冗談が春先からチラホラ聞かれていたなりが、この数字を見る限りでは、あながち無視はできない意見に思えてきたなり……(笑)。

皆さんはJ-PHONE、Vodafone、SoftBankの3択だとしたら、どのブランドが最も好きなりか?

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