オシム監督の自宅に日本人が突撃、批判殺到でブログ炎上。

2006/06/27 10:58 Written by コ○助

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日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンが思わず名前を漏らすという「失言」をしてしまったために、次期日本代表監督として注目を集めることになったジェフ千葉のイビチャ・オシム監督。その後はスポーツ紙やテレビで、オシム監督の人物像や交渉の行方などについて連日報じられているのは皆さんもご存知の通りなり。普段あまりサッカーに興味がない人でも「オシム」の名前を認知するほど報道は過熱しているなりが、ジェフ千葉での実績からファンのオシム監督に対する評価は高く、「オシム・ジャパン」の誕生を心待ちにしている人は多いなりよね。

交渉の経過についてはスポーツ各紙によって少しニュアンスが異なるなりが、サンケイスポーツでは、当初浮上していたジェフ千葉との監督兼任案(残っている契約期間のみ)について、日本サッカー協会としては「問題ない」という認識だったなりが、オシム監督は「兼任は無理」という姿勢のようで、「オシム監督自身が中途半端な形では要請を受けない意思を示している」と伝えているなりよ。交渉自体は順調に進んでおり、年俸や契約年数などの条件面を詰めれば合意に達する見込みだというなり。このまま行けば、「オシム・ジャパン」の誕生はそう遠くはなさそうなりね。

ただ、こうした交渉の行方に影響する……とは思いたくないなりが、ひとつ気になることが起きているなりよ。オシム監督は現在オーストリアにある自宅に滞在しているなりが、この自宅に日本人のブロガーが突撃、自宅から出てくるオシム監督の写真を撮り、ブログに掲載しているなりね。このブロガーはオーストリアにオシム監督がいることも知らなかったとしているなりが、地元の人に自宅の場所を聞き込みをしたり、6時間もかけて自宅に向かうなど、かなりオシム監督にご執心だったことも伺えるなりよ。

一連の行動と、あまり悪びれる様子のないブロガーにネットの各所から批判が殺到。ブログのコメント欄には「失礼すぎる」「ストーカーまがいだ」といった真っ当な批判から、誹謗・中傷にまでエスカレートしたものも含めて書き込みが相次ぎ、完全に「炎上」している状態なりね。こうした常識のない行動をとにかく嫌うことでも有名なオシム監督なので、心証を害するのではないかとの懸念の声も上がっているなり。

一応、ブロガーの「釈明」では「こっちからアクションは起こさなかった。チャイムを鳴らすなんて、もっての他。敷地内には一切入ってない」「(メディアの)取材が終わって、記者の方が気を使ってくれて、オシムへ自分達を紹介してくれた」と自身の正当性を主張しているなりが、そもそも論として、オシム監督の休暇中に、しかも自宅に赴くこと自体が非常識と言われても仕方がないなりよね。

ブログの広がりと共に、こうした悪ノリをする人たちを目にする機会が増えているなりが、やはり最低限のマナーや節度は守るべき。この一件はそう長引かずに収束することになると思うなりが、同じような人がまた現れないことを祈るばかりなり。どうか無事に「オシム・ジャパン」が誕生しますように。

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