多彩な顔ぶれが集結、シモキタムービー「男はソレを我慢できない」。

2006/05/19 13:31 Written by コ○助

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東京・下北沢。「演劇の街」「音楽の街」として知られるこの街は、東京ウォーカーが選ぶ「東京住みたい街ランキング」で常に上位に名を連ねる、東京でも有数の人気スポットなのは皆さんもご存知のとおり。多くの若者を虜にしている文化の発信地としての側面と、古くからの商店が軒を連ねる懐かしさの側面とが上手く融合された素敵な街なりよね。コ○助は最近は少し足が遠のいているなりが、学生の頃はよく遊びに行ったものなりよ。演劇はもちろん、雑貨店などを見て回るだけでも楽しい街なり。

この街に魅了され続けている俳優や舞台・映画・音楽関係者は数多いなりが、そんな人々が結集し、下北沢の魅力を存分に描いた映画が完成したなりよ。それが信藤三雄監督、竹中直人主演の「男はソレを我慢できない」。意味深なタイトルなりが、下北沢在住の信藤三雄監督が愛情をたっぷり注ぎながら、この街の表情をカメラに収めた作品なり。

出演しているのは、竹中直人のほかに鈴木京香、小池栄子、ベンガル、清水ミチコ、高橋幸宏、高橋克美、温水洋一、大森南朋、ワタナベイビー(ホフディラン)、中村達也(元THE BLANKEY JET CITY)、斉木しげる、緋田康人(元ビシバシステム)、HITOE(元SPEED)、田中卓志(アンガールズ)、安齋肇、野宮真貴(ピチカートファイブ)などなど。定評ある役者のみならず、音楽やお笑いの方面からも多彩な顔ぶれが結集しているなりよ。

この「男はソレを我慢できない」の完成披露記者会見が18日に行われたので、その模様を簡単にお伝えしておくなりね。

[男はソレを我慢できない 記者会見より]
(司会)竹中直人さん、この映画はいかがでしたか?

(竹中直人)自分の「119」以来、鈴木京香さんと13年ぶりに共演できたのがとっても嬉しくて、幸せだった。小池(栄子)とは本当に芝居がやりづらかったけども(笑)。

(司会)鈴木京香さん、この映画はいかがでしたか?

(鈴木京香)こんなにも誰も台本を意識しない作品は珍しいと思います。ワンシーンの中にいろいろなことが起こるので、あえて覚えていかないほうが良いというくらい。音楽をやっている方とご一緒する機会がなかったので、今回ご一緒させていただいて嬉しかったです。あとは、私にとって初めての回転寿司を小池さんとご一緒したことも(笑)。いろいろな今までと違う現場を味わえたような気がしています。栄子ちゃんとはご飯食べに行くようになりましたし、私の生活にとっても嬉しい映画でした。

(司会)監督、嬉しい言葉ですね。

(信藤三雄監督)生きてて良かったです(笑)。

(司会)小池栄子さんはいかがでしたか?

(小池栄子)私は実際にお兄ちゃん(※竹中直人の妹役)欲しかったので、本当に嬉しかったんですよ。なのに、まさかそんなに芝居がしづらいと言われるとは思わなくて、すごいショックなんですよ。でも、竹中さんすごい大好きなので、こういう下北沢寅さんのような人情劇で妹役をやらせていただく、そして地元というのはとても思い入れの強い作品になりました。

(記者)竹中直人さんに質問です。渥美清さんが演じた「寅さん」のここをイメージしてみた、といった演技のポイントがあれば教えてください。

(竹中直人)いつも演技のポイントがなくて、何も考えていないので、プルルーンという感じでした(笑)。でも一生懸命やりました。

(記者)鈴木京香さんに質問です。回転寿司デビューの感想と、劇中で歌っている「スターダスト」の感想をお願いします。

(鈴木京香)回転寿司は竹中さんと一緒に並んだんですね。美味しいし、これからもまた回転寿司には行きたいと思っています。「スターダスト」に関しては、歌が本当に下手なんですね。だから、どなたかに歌ってもらって、口パクでやれば良かったんでしょうけども、私にとっての新しいチャレンジという感じでやらせていただきました。初めての歌だったので、最高に良い気分でした。でも、友だちには笑われているんです。映画は素晴らしいんですが、私の歌だけが心配です。

(記者)監督に質問です。下北沢らしい候補地はたくさんあったと思うのですが、どのように候補地を絞られたのでしょうか。

(信藤三雄監督)単純に自分の好きな場所だったと思います。好きなお店とか、そういう視点で選びました。

(記者)今回の衣装についてはどう思われますか?

(竹中直人)この映画は毎日が夏休みみたいな感じで、こんな楽しい夏休みをみんなで一緒に過ごせるなんて。下北沢が旅行している場所という感じで、こんな服を着ておどけてる夏休みという感じで楽しかったです。

(司会)それでは最後に映画の見どころについてお願いします。

(小池栄子)ほんとにチームワークが良かったので、映画を観れば感じていただけると思います。

(鈴木京香)楽しんでいるので、楽しんで見ていただければ嬉しいです。

(竹中直人)京香さんが歌っているという、あの美しさには敵わない。

(信藤三雄監督)役者さんそれぞれが上手くて、芸達者だから一人一人に焦点当てて観ても面白いし、一回観るだけでなく、十回観ても飽きないと思います。結構パンキッシュな映画なんですよ。

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