ショーン・コネリーの引退報道、広報担当者が否定。

2006/04/21 15:30 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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先ほどアップしたハリウッド通信「今週の米芸能ヘッドライン(4月15日〜4月21日)」でもちょこっとお伝えしたのですが、引退を表明したとされる俳優ショーン・コネリーの続報です。

このニュースは先日 Narinari.com でもお伝えしたとおり、「007」シリーズでも有名な大俳優がとうとう引退を表明したというもの。初代ジェームス・ボンドを好演し、トップスターの仲間入りをした後も年を重ねるとともにその渋さに磨きがかかった俳優さんですよね。若い頃よりもハゲ頭の彼に「ビビッとくる」ファンも多いはず。先の記事でコジマが書いているように「どう考えても若いころより年を取ってからのほうがかっちょいい」お人です。「インディー・ジョーンズ」の最新作への出演も噂されていた彼は、まだまだ「旬」な男優としてその存在感を維持しているようです。

しかし今年70歳となった彼は最近、腎臓腫瘍の摘出手術を受け今療養中の身。そんな時に飛び出した彼の引退宣言ですから、信憑性も強いとして日本でも話題になりました。ウォール真木もこのニュースを聞いて残念に思った1人。だって、まだまだあの渋い顔と声を楽しみたいじゃないですかっ。

しかし先日この「引退宣言」を最初に配信した "WENN" (World Entertainment News Network)が、その後18日付けで訂正記事を掲載。コネリーの広報ナンシー・セルツァー女史によれば、一部で報道されたように「全米映画協会賞の受賞式で同俳優が引退を正式表明する予定」は無いとのこと。コネリーは同協会から昨年、生涯功労賞を受賞しましたが、これを機にハリウッドから正式にリタイアするという憶測が流れ、それがいつの間にか事実として伝えられた模様。

何はともあれ、引退説がこうやって否定されたのは嬉しい限り。どうか今は手術後の回復に務めて、また元気な姿をスクリーンに映し出してほしいものです。

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