「ハリー・ポッター」が初登場首位、北米週末興行ランキング。

2005/11/21 13:28 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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(このコラムには映画のネタバレが含まれている可能性があります。ご注意下さい)

やっぱり今週の映画ネタといえば「ハリー・ポッター」で決まりですね。新作「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」が金曜日に公開、その直後の3日間でなんと興行収入が1億234万ドル(日本円にして約121億円)だったそうです。これは公開直後の週末興収としては、ハリウッド映画界の歴代4位で、ハリー・ポッター作品としても、過去最高だったとか。

「炎のゴブレット」は同シリーズとして、はじめて「PG13指定」となった作品。これは13歳未満の子供の場合、保護者の同伴が義務付けられ、その鑑賞には保護者の十分な注意が必要である、という意味。バイオレンスなシーンや、性的な描写がある場合にこの指定が付きます。そういえば「スター・ウォーズ エピソード3」や米公開の「もののけ姫」にも同様の指定がついていましたっけね。

しかしこの「PG13」が付いてもこの大成功。ちなみに「ハリー・ポッター」シリーズで今までに世界的に収入が多かったのは第1作目だそうですが、その記録をこの4作目が上回るのか、今から期待が高まっています。

1位の「ハリー・ポッター」に続き、2位はカントリー歌手の伝記的映画 "Walk the Line"。ホアキン・フェニックス(「グラディエーター(2000年)」、「8mm(1999年)」など)とリース・ウェザースプーン(「メラニーは行く!(2002年)」)が共演し、自ら演奏・歌を手がけた力作。すでにオスカー候補の作品と噂されています。

そして過去2週で連続興行ランキング1位を記録したディズニーの「チキンリトル」ですが、今週になっても3位に食い込む人気。この作品、やっとウォール家も観に行ってきました。子供映画で感動して泣いたのはワタクシです(苦笑)。

【今週末の北米週末興行ランキング】
原題映画タイトルのみ (カッコ内は週末収入 -単位:万ドル-)
1. Harry Potter and the Goblet of Fire ($10,234)
2. Walk the Line ($2,234)
3. Chicken Little ($1,471)
4. Derailed ($651)
5. Zathura ($513)
6. Jarhead ($475)
7. Get Rich or Die Tryin' ($442)
8. Saw II ($396)
9. The Legend of Zorro ($236)
10. Pride & Prejudice ($214)


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