テレビのレギュラー出演やグラビア活動などの経験を持つ「元アイドル」の平井理央アナは、入社前から成功が約束されていたアナウンサー。フジテレビがこれまで推し進めてきた「アナウンサーのアイドル化」からもう一歩進んだ、「アイドルのアナウンサー化」という初めての試みに熱い視線が注がれているなりが、まだ入社から半年程度にも関わらず、すでに期待を裏切らない活躍を見せているなりよね。

今秋の改編からレギュラー番組が急激に増えた平井アナは、現在「井の中の蛙くん」（火曜深夜）、「O・D・A」（同）、「魁！音楽番付」（水曜深夜）、「銀幕会議」（土曜深夜）、「笑っていいとも！」（火曜）、「FNNスーパーニュース」（月曜・取材のみ）に出演中。1年目の新人アナとしては異例の大抜擢の連続で、同期入社の遠藤玲子アナや宮瀬茉祐子アナと比べれば、フジテレビの期待の高さは一目瞭然なりよ。そのビジュアル面はもちろん、すでにテレビ慣れしているために、素人臭さが全く感じられないのが平井アナの強み。バラエティ番組でのタレントとの絡みなど、知らなければとても新人アナだとは思えないほどなりね。

そんな平井アナの活躍に先輩アナが恐々としている……という話題がゲンダイに出ているなり。ゲンダイによくある「事情通」や「関係者」が語っているだけの記事なりが、キラ星の如く現れた平井アナにポジションを奪われるとの危機感を持ったアナウンサーがいるのは、想像に難くないなりよね。

「今のフジのアナウンス室はまさに『大奥』状態。入社前から注目を浴びていた人気者をお局アナは快く思っていません」（事情通）
「アヤパンや中野美奈子は自分のポジションが脅かされないか心配している。担当番組がなくてアナウンス室で“お茶ひき”の女子アナは白旗です」（テレビ関係者）

すでに一定のポジションを確保している高島アナはともかく、平井アナとややキャラクターがかぶる中野アナは盤石とは言えなそう。バラエティ番組を中心に活動し、これまでフジテレビの「アイドルアナ」の代表格でもあった中野アナが、本当の「アイドル」に足下をすくわれたとしても、さほど不思議なことでは無いなり。

中野アナですらポジションが危ういのであれば、これまで深夜や早朝の番組を中心に起用されていた戸部洋子アナや斉藤舞子アナ、高橋真麻アナあたりは、今後平井アナにアッという間に追い抜かれてしまう可能性も。いや、平井アナはレギュラー番組数が群を抜いているので、すでに抜かれてしまったと見ることもできそうなりか。入社から2〜3年で、ブレイクしきれなかったアナウンサーは少し苦しい状況と言えるかもしれないなりね。

まだ深夜番組の司会などで様子見の段階なりが、来年には特番やゴールデンなどの番組を任される可能性は十分。平井アナがどこまでフジテレビの中でポジションを高めていくのか、注目しておきたいところなり。