「オファーを待っているんや」清原和博内野手が阪神入りを熱望?

2005/10/08 06:36 Written by コ○助

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巨人の来季戦力構想から外れ、10月1日に自由契約が正式発表された清原和博内野手。来季も現役続行の道を選んだ清原選手に対してはオリックスが獲得に動く構えを見せているなりが、サンケイスポーツに少し不思議な話題が出ているなりよ。なんでも、清原選手は「阪神からのオファーを待っている」と、親しい関係者に打ち明けているというなりね。

記事によると、清原選手は9月26日の時点でオリックスの仰木彬シニアアドバイザーと接触。獲得に前向きな姿勢を伝えられた清原選手は仰木氏とオリックスに感謝の気持ちを抱きつつも、1996年に西武から巨人にFA移籍した際に争奪戦を演じた阪神への未練を断ち切れずにいるというなりよ。当時、阪神からは「10年契約、総額30億円、監督手形付き」の条件が提示されていたそうで、「あのときなんで阪神に行かなかったのか」と関係者に漏らしていたのだとか。まあ当時とは阪神の状況もずいぶん変わったので、清原選手も色気が出てきてしまったのかもしれないなりが、それはちょっと虫の良い話すぎるなりよねぇ。

阪神側は清原選手が自由契約となった10月1日の時点で、岡田監督や牧田俊洋球団社長が清原選手の獲得には乗り出さないとのコメントを出しているなりが、仮に、万が一、阪神が清原選手を獲得してしまった場合。現時点で清原選手が守備につけるのは一塁のみ。今季の阪神の一塁はアンディ・シーツ内野手が守っていたなりが、シーツ選手は二塁も守れるので、「一塁・清原、二塁・シーツ」の布陣が最もピタッとはまることになるなりね。

ただ、そうなると玉突きでセカンドの藤本敦士内野手や関本健太郎内野手がポジションを奪われてしまうことになるため、ファンからの反発は必至。そこまでして清原選手を獲得するメリットがあまり感じられないだけに、やはり意味のない補強になってしまう可能性は否めないなりね。現在の充実した戦力を誇る阪神では、代打要員の枠くらいしか清原選手の居場所が無い状況なり。まあ今季の成績(打率.212、22本塁打、52打点)を見る限りでは本塁打はまだある程度は打てそうなので、「劇的な代打本塁打!」的なシチュエーションは期待できそうではあるなりが。

サンケイスポーツ以外のスポーツ各紙は、清原選手はオリックスへの移籍が濃厚と見ているなりよ。来季、清原選手はどこでプレーをすることになるなりかね。ラブコールに阪神がどう応えるのかも含めて注目なり。

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