タフィ・ローズ外野手の獲得に横浜とオリックスが参戦。

2005/09/06 06:53 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


右肩痛の治療のため8月9日に出場選手登録を抹消され、現在アメリカに帰国している巨人のタフィ・ローズ外野手。球団の若手起用方針と、5億4,000万円の年俸に見合った結果を残すことができなかった(打率.240、27本塁打、70打点)ことを理由に、契約の切れる今季限りで巨人を退団することがほぼ確実と言われているなりよね。来年以降については日本でプレーするのかどうかも白紙の状態なりが、捨てる神あれば拾う神あり。早くも横浜とオリックスが獲得に向けて動き始めているようなりよ。

サンケイスポーツによると、横浜は中日に移籍したタイロン・ウッズ内野手の穴をシーズン最後まで埋めることができなかったため、優勝を狙うためには大砲の獲得が急務と判断。ローズ選手に白羽の矢を立て、獲得に向けて調査を始めたようなり。ただ、さすがに年俸5億4,000万円は高すぎるため、「年俸大幅ダウン」と、「1年契約」の条件をローズ選手側が呑むのであれば、獲得に踏み切る考えだというなりよ。どの程度の年俸を想定しているのかは不明なりが、今シーズンの成績を考えると、これまでの実績を加味しても年俸2〜3億円あたりが妥当なところなりかねぇ。そこまで条件を下げてくれば、横浜だけでなく、ほかの球団も獲得に動きそうなりよね。

一方、スポーツ報知によると、オリックスはローズ選手がコンスタントに出場すればまだまだ打棒は健在と、その実力を十分に評価。また、「バファローズにローズ選手が戻ってくる」ということによる集客面への効果から、補強リストのトップに名前を載せているというなりね。今シーズンのオリックスはブランボー外野手(打率.270、17本塁打、51打点)とガルシア外野手(打率.305、21本塁打、58打点)がまずまずの働きを見せているものの、本塁打数が物足りないのは明白。仮にこの2人の外国人選手が来季も残留したとしても、ローズ選手は日本に10年間在籍したため外国人枠に左右されないため、ガルシア、ローズ、ブランボーの強力なトリオを組むことができる点も大きなポイントになるなりね。

怠慢な守備がたびたび指摘されているローズ選手なので、DHに専念することができるパ・リーグの球団のほうが活躍できそうなのは確か。現在治療をしている右肩の回復具合によっては、来シーズン、満足の行くプレーができるとは限らないなりからね。また、オリックスの狙い通り、ローズ選手がバファローズに帰ってくるとなれば関西圏が盛り上がることは間違いなし。旧近鉄時代のチームメイトもいることだし、ローズ選手にとってもすんなりと溶け込める環境と言えるなり。

まだローズ選手は巨人の所属。仮に星野仙一氏が巨人の監督に就任した場合、急転して巨人に残留……という可能性もゼロでは無いだけに、横浜、オリックスの動向ともども、巨人のローズ選手に対するアクションに注目なりね。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.