キース・リチャーズが「パイレーツ・オブ・カリビアン」続編に出演。

2005/07/15 09:06 Written by コジマ

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「永遠の不良少年」であるローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズが、ジョニー・デップとオーランド・ブルームの共演で大ヒットした映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」(ゴア・ヴァービンスキー監督)の続編に出演することが決定したそうなのだ。役どころは、ジョニー・デップ扮するキャプテン・ジャック・スパローの父親とのこと。行動や言動、ジェスチャーに特徴があるジャック・スパローの役作りに、ジョニー・デップはキース・リチャーズをモデルとしたそうで、その父親は正に適役。今から公開が楽しみなのだ。

「パイレーツ〜」の続編は現在、2と3を同時に制作しており、主演のジョニー・デップだけでなく、キーラ・ナイトレイも1作目に続いて出演。キース・リチャーズがそのどちらに出演するのかは決まっていないとのこと。また、3にはハリウッド俳優で香港映画の大スターのチョウ・ユンファが、15世紀に実在した中国の海賊・張保仔(Captain Sao Feng)役で出演することも決定しているのだ。

ジョニー・デップは、キース・リチャーズの大ファンのようで、以前から「夢の実現? キース・リチャーズと海賊をやる。それ以上のことがあるかい?」と語っており、その夢が本当にかなうことになるのだ。

キース・リチャーズは、ザ・フーの「キッズ・アー・オールライト」(ジェフ・スタイン監督)や「ワン・プラス・ワン」(ジャン=リュック・ゴダール監督)などのドキュメンタリーで映画出演の経験はあるのだけれど、演技の披露は初めてのこと。本人の意気込みが掲載されている記事は見つからないけど、ジョニー・デップとの共演は、映画・音楽ファンにとって楽しみなのは間違いないのだ。

来月21日のボストン公演から始まるワールド・ツアー(来年夏までを予定)や、ワールドカップ・ドイツ大会の前夜祭出演などで大忙しのローリング・ストーンズ。来年3月の日本公演のあとは、スクリーンでキースにお目にかかれるのだ。

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