ザ・ローリング・ストーンズがワールド・ツアーを発表。

2005/05/12 06:06 Written by コジマ

このエントリーをはてなブックマークに追加


もはや説明不要のビッグスターバンド、ザ・ローリング・ストーンズが、ニューヨークのリンカーン・センターで新曲「Oh No Not You Again」を披露するためのライブを行い、2002年「Licks World Tour」以来のワールド・ツアー開始を発表したのだ。

今回のツアーは、「Oh No Not You Again」を含めた「85%完成している」(ボーカルのミック・ジャガー)というタイトル未定のニュー・アルバムを引っ提げてのもの。8月21日のボストンなど北米32公演を皮切りに、プエルトリコ、メキシコ、南米、日本、中国(可能であれば)、欧州と回り、最終的には2006年夏に終了する予定だそうなのだ。日本公演は来年3月に行われ、東京ドーム公演などが有力視されているとのこと。日本に来る、日本に来るのだ! ちなみにアルバムは8月中旬発売予定とのこと。

ぼくは、母親が熱狂的なビートルズファンで、幼い頃から有無も言わさずビートルズを聴かされていたためストーンズはバックグランドにはならなかったのだけれど、中学生のときに聴いた「It's Only Rock 'N Roll (But I Like It)」は衝撃的だったのだ。だって、「たかがロックン・ロールだって知ってるよ。でもオレは大好きなんだ!」なんて、こんなにビッグなバンドがストレートに言うと妙に納得させられてしまうのだ。演奏的にも、ホントにロックが好きなんだなあと感じさせる究極の形を示していて、こんなすんげえ曲をぼくの生まれる前に発表してるなんて、すんげえヤツらもいるもんだと驚いたのだ。

そのパワーは平均年齢60.5歳になった現在でも衰えることなく、今ツアーでも、ブラジル・リオデジャネイロで15万人を集めるフリー・コンサートを計画しているほか、2006年6月に開かれるドイツW杯の前夜祭ではヘッドライナー(トリ)を務めるそう。同前夜祭には、ほかにもU2をはじめ、デビッド・ボウイ、エミネム、ノラ・ジョーンズらが出演予定だそう。うーむ、これではドイツに行っても各ミュージシャンのライブ・チケット代を考えるととってもお得なのだ。なんで2002年の日・韓W杯のときに来てくれなかったのだあ!

前回の「Licks World Tour」でも、入手困難なうえにいわゆるダフ値でも超高額で取り引きされていたストーンズのライブ・チケット。観られるだけでも幸運なのだけれど、本当に観たければ米国などに飛ぶのもひとつの手かと。ぼくの大好きなザ・ハイロウズの甲本ヒロトと真島昌利は、「Licks World Tour」ではニューヨークまでライブを観にいったそうなのだ。

それにしても、ロイターに記事に出ているキース・リチャーズのテレキャス、かっちょよすぎなのだ。漫画「BECK」の主人公・コユキが使ってるものと一緒のギターで、このときにはテレキャスを買う気が失せた(いや、漫画は大好きなのだけど)のだけれど、キースが持っている姿を見ると、また欲しくなってしまうのだ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.