アップルのプロダクトマネージャーが語る「Mac mini」。

2005/01/14 07:04 Written by コ○助

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そのあまりにも小さなサイズと、Macとしては破格の安さの58,590円〜という価格設定でセンセーショナルなデビューを飾った「Mac mini」。主にMacコミュニティからは賞賛の声ばかりが聞こえてくるなりが、一方でWindowsコミュニティからは「この低スペックで、この価格は高い」との声も出ているなりよ。

コ○助的には、どんなスペックであれ、新品のMacがこの価格帯で発売されたこと自体に驚きを覚えるし、なによりもコ○助のような「かつてMacをメインで使っていたけど、今はWindowsがメイン」といったMac脱落者からすると、セカンドマシン扱いでも再びMacを購入したいという意欲をかき立ててくれるなり。もう、欲しくてウズウズしてるなりよ(笑)。

もちろん、これまでパソコンを所有していない層にも、インターネットやメール、文書作成といった用途では何ら不満のないスペックと、iTunes、iPhoto、iMovie、iDVD、GarageBandの最新版を集めた「iLife '05」がバンドルしている使い勝手の良さ、そしてデザイン、価格面の四つの要素で十分にアピールできるはず。また、キーボードやマウス、ディスプレイなど一切の周辺機器を排除してシンプルな構成で販売される点は、これまでMacを触ったことがないWindowsユーザーに興味を持たせるには十分魅力的だと思われるなり。

実際にどの程度売れるかはまだ何とも言えないなりが、これまでアップル・コンピュータの製品マトリクスの中に無かった製品を投入し、新しい扉を開いたことは高く評価したいなりね。かつてのiMacのような大流行……とまでは難しいかもしれないなりが、今後継続してモデルチェンジされていくような、Macのラインアップの一角をしっかりと担う製品には育って欲しいものなり。

さて、そんな「Mac mini」の開発を担当した、プロダクトマネージャーのトッド・ベンジャミン氏のインタビュー記事がMac24に掲載されているなり。設計思想などについて触れているので、少し見ておくと。

「Macを使ってみたいと言ってくれる人が増えている。はじめてのユーザーでも使える製品だと思う」
「価格的にこなれており、その意味でもMac miniは優れている。しかも、Macintoshに期待されるフィーチャーがすべて入っている本格的なコンピューターだ」
「(排熱は)特に心配していない。ポータブルシステムの中身と非常に似ているので、特にヒートパイプを使ったり特殊なことはやっていない」

さあ、「Mac mini」に興味を持ってしまったあなた。価格も高くないし、Macの世界に足を踏み入れてみてはいかがなりか?

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